安価な液晶モニターを選ぶ時の注意点

大画面液晶モニターでも安く買えるようになった

液晶モニターの価格は随分と下がり、今や24型の大画面液晶モニターでも2〜3万円で買える時代となりました。一方、同じ24型の液晶モニターでも、中には数倍の10万円以上する製品もあります。

このような価格差が生じるのは、やはり安かろう悪かろうという言葉が当てはまるからであり、液晶モニターもそれぞれ価格に見合った性能を持っています。

よって、ただ安いからという理由で、安価な液晶モニターに手を出すのは良くありません。安さを重視するなら安価な液晶モニターを選んでも問題ありませんが、画質などの性能を重視するのであれば、価格が高くても、それに見合った性能を持つ液晶モニターを選ぶ必要があります。

安価な液晶モニターのデメリット

安価な液晶モニターを選ぶ時は、以下の点に当てはまる場合が多いので注意しておきたいです。

最大表示色がフルカラー(1677万色)ではない

液晶モニターは、様々な色を表現する必要があり、その表現可能な色の数を、最大表示色と呼びます。この最大表示色がフルカラーでない場合、擬似フルカラーとなりますが、フルカラーに比べ画質が劣り、目が疲れやすくなります。

応答速度が遅い

液晶モニターで、動きの速い映像をスムーズに再生するには、応答速度が速い事が必須条件です。この応答速度が遅いと、動きの激しいスポーツ映像や映画シーンなどで、残像が残る感じがし、見づらいと感じる場合があります。

視野角が狭い

視野角が狭いと、液晶モニターの真正面よりずれた角度から見ると、正常に見られなくなります。しかし、一人で常に真正面に向かって見るだけであれば、問題にはなりません。

デジタル接続ができない

液晶モニターとパソコンを繋ぐ接続端子には、 アナログ接続の D-Sub 15pin (アナログ RGB )と、デジタル接続のDVI-D ( DVI24pin )と、デジタルとアナログ兼用の DVI-I ( DVI29pin )がありますが、安価な液晶モニターだと、アナログ接続の D-Sub 15pin のみの場合があります。アナログ接続は、デジタル接続に比べ画質が落ちますので、画質を重視する方は要注意です。

安価な液晶モニターでも十分だが

以上安価な液晶モニターのデメリットな部分をあげましたが、実際使ってみると、それほど性能が悪いとは感じないと思います。特に最近発売された安価な液晶モニターであれば、昔と比べて随分と性能が良くなりましたので、大半の方が、安価な液晶モニターで満足できるはずです。

しかし、液晶モニターは、毎日数時間以上使っていても、5年以上は使えるものです。なので、液晶モニターは長年に渡って使用し続ける事を考えれば、高価でも良質な液晶モニターを選ぶのは悪くないはずです。

また、動画や画像編集、PCゲームやテレビ視聴にパソコン使うのであれば、安価な液晶モニターだと、性能的に不便と感じる場合があります。

私の場合ですが、動画や画像編集、またはPCゲームやテレビ視聴に使うパソコンには、性能が良い液晶モニターを使っています。特に動画、画像編集では、高価で良質な液晶モニターが必要と感じます。一方他の使用用途に使うパソコンでは、全て安価な液晶モニターを使っており、それで十分満足しています。

キャンペーン(PR)
マウスコンピューター
安さで勝負する数少ない国内パソコンメーカーのマウスコンピューターでは、「春のパソコンセール」を実施中です。一部のモデルのみですが期間限定で最大70,000円OFFです。
(4月24日迄)
デル
いち早く直販とBTOカスタマイズでの販売方式で大幅なコスト削減を実現したデルでは、「今週のおすすめ製品」を実施中です。対象製品が最大20%OFFです。
(キャンペーン実施中)
パソコン工房
BTOパソコン、PCパーツ、周辺機器等を安く販売するパソコン工房では、「WEB開催!スプリングセール」を実施中です。ゲーミング・クリエイター向けパソコンなどが対象です。
(4月23日迄)

液晶モニター関連

2023/09/07 更新