CPU の性能

CPU の性能は、実際に使ってみないとわからないもの

CPU を選ぶときは、CPU のスペック表などからその性能の高さを判断する必要があります。まだ使った事がない CPU の場合、実際にその CPU を使ってみないと、その性能に満足できるか分からないものですが、CPU のスペックを表す数値などから、自分にとって満足できる性能か見極めて CPU を選ぶ必要があります。

プロセッサーナンバー、モデルナンバー

CPUにはCore 2 Duo等の名称が付いていますが、同じ名称でも性能の違うCPUが多数存在しますので、それぞれ区別する必要があります。そこでそれぞれのCPUには英数字が割り振られており、その英数字を見る事によってCPUを区別する事ができます。インテル製のCPUではプロセッサーナンバー、AMD製のCPUではモデルナンバーと呼ばれる英数字が付いています。

各メーカーの英数字の決め方には規則性があるのですが、覚えるのが大変なほど複雑です。プロセッサーナンバー、またはモデルナンバーを見れば、クロック周波数(動作周波数)等のスペックがわかるのですが、これはCPU製造メーカーのウェブサイトにて確認する事ができます。パソコンのスペック表にはCPUのクロック周波数等も記載されている場合が多いので、パソコンを選ぶときはプロセッサーナンバーやモデルナンバーはCPUの名称としてとらえておく程度でも大丈夫でしょう。

コア数

CPUにはコアと呼ばれる部分があり、コアは演算処理を行います。かつてはこのコアを1つ搭載するCPUが主流でしたが、今はコアを2つ搭載するCPUが主流です。さらにコアを4つ搭載するCPUもあります。2つのコアを搭載するCPUはデュアルコアCPUと呼ばれ、性能が高いモデルによく搭載されます。4つのコアを搭載するCPUはクアッドコアCPUと呼ばれ、各メーカーの最上位モデルによく搭載されます。

クロック周波数(動作周波数)

クロック周波数(動作周波数)は、CPUの処理速度の目安となります。この数値が高いほど性能が高いです。クロック周波数は、性能の比較に利用できますが、異なるメーカーのCPU同士、またはコア数の違うCPU同士の比較においてはあまり役立ちません。なぜならインテル製とAMD製のCPUでは設計から違いますので、各メーカーのデュアルコアCPU同士を比較して、クロック周波数が高い方が性能が高いとは限りません。またデュアルコアCPUよりシングルコアCPUのクロック周波数の方が高くても、デュアルコアCPUの方が性能が高い事もあります。

よってクロック周波数は、ブランド名(Core 2 Duo等)が同じCPUの中での比較に使うと良いでしょう。

キャッシュメモリーの容量

CPUの内部にはキャッシュメモリーと呼ばれるメモリーがあります。キャッシュメモリーに一時的に処理中のデータを保存する事により、効率性を上げています。キャッシュメモリーの容量が多いほど性能が高いです。

FSBクロック

FSBはフロント・サイド・バスの略です。CPUは、マザーボード、メインメモリー等とデータのやり取りを行っていますが、FSBクロックはそのデータのやり取りを行う動作の速さを示しています。FSBクロックの数値が大きいほど CPUと他のPCパーツとのデータの転送速度が上がります。

パソコンは、マザーボードが対応可能なFSBクロックを持つCPUを搭載する必要がありますが、BTOカスタマイズのときは、搭載可能なCPUの範囲でしか選べないようになっていますので、FSBクロックに注意を払う必要はあまりありません。CPU交換や一つずつPCパーツを購入して自作する場合などでは注意が必要です。

FSBクロックはクロック周波数と関係しており、FSBクロックの周波数を数倍してCPUを動作させています。例えばFSBクロック1066MHzのCPUを2.5培してクロック周波数2.66GHzで動作するCPUがあります。それぞれのCPUによってFSBクロックや倍率は決められており、それによって様々なクロック周波数を持つCPUが存在します。

倍率はBIOS設定で変えられる事もでき、この事を応用してクロック周波数をさらにあげる事もできます。これをオーバークロックと呼びますが、性能アップというメリットの他に、ハードウェアの寿命縮めたりソフトウェアにも悪影響が出る可能性が出てきますので、この作業を行う際は慎重に検討し実行する必要があります。

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2010/07/17 更新