SSD の 0Fill 詐欺とは

仕様上のデータ書き込み速度が当てにならない SSD

CrystalDiskMark の設定

SSD の仕様には、書き込み速度が記載されています。その書き込み速度の測定には、ストレージのデータ読み書き速度を測定するベンチマークソフトウェア CrystalDiskMark が使われる場合が多いです。

CrystalDiskMark には、0と1がランダムに混ざったデータを読み書きして測定するランダム(デフォルト)設定、全て0のデータを読み書きして測定する 0Fill(All 0x00)設定、全て1のデータを読み書きして測定する 1Fill(All 0xFF)設定があります。

設定 測定方法
ランダム 0と1がランダムに混ざったデータを読み書きして測定する
0Fill 全て0のデータを読み書きして測定する
1Fill 全て1のデータを読み書きして測定する

ランダム設定では圧縮が難しくなりますので、圧縮ができないデータの読み書き速度の測定に使います。0Fill(1Fill)は、圧縮が容易ですので、圧縮ができるデータの読み書き速度の測定に使います。

設定 測定目的
ランダム 圧縮ができないデータの読み書き速度の測定に使う
0Fill 圧縮ができるデータの読み書き速度の測定に使う
1Fill

圧縮書き込み機能付きの SSD は、0Fill 設定で高いスコアが出やすい

たいていの SSD には、圧縮書き込み機能があり、ランダム設定と 0Fill 設定それぞれで書き込み速度を比較すると、圧縮が容易な 0Fill 設定の方が、書き込み速度が速いスコアが出ます。

参考にすべきなのは、ランダム設定で測定された書き込み速度

パソコンでは、たいていは圧縮が難しいデータを扱いますので、実用上の書き込み速度として参考になるのは、ランダム設定で測定された書き込み速度です。

しかし、SSD メーカーや販売する側は、書き込み速度が速い方がユーザーへのアピールになるため、0Fill 設定で測定されたデータ書き込み速度のみを仕様に表示する場合があります。

それでも、0Fill 設定で測定されたデータ書き込み速度だと記載されていれば良いのですが、どのような設定で測定されたのか記載されておらず、かつユーザーがランダム設定で測定した結果、データ書き込み速度が遅いと 0Fill 詐欺の SSD と呼ばれる場合があります。

つまり、SSD メーカーや販売する側の意図は置いておくとして、ランダム設定だとデータ書き込み速度が遅いので、0Fill 設定で測定したデータ書き込み速度を実用上のデータ書き込み速度であるかのように見せかけているようにユーザーからは見える訳です。

どのような設定で測定されたデータ書き込み速度なのか記載が無くても、ランダム設定で測定してみると優秀なデータ書き込み速度を出す SSD もありますが、0Fill 詐欺に当てはまるような SSD を避けるには、ランダム設定のデータ書き込み速度が記載されている SSD を選ぶか、購入前に SSD のレビュー記事等で、ランダム設定のデータ書き込み速度が公開されていないか調べる必要があります。

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2015/02/20 更新