AMD E シリーズに限りませんが、基本的に同時期に発売される製品のモデル・ナンバーの付けられ方は同じであり、次期製品ではモデル・ナンバーの付けられ方が変わる事があります。
AMD E シリーズも、次期製品でモデル・ナンバーの付けられ方が変わる場合がありますので、ここでは時期ごとにモデル・ナンバーの見方について記載します。
また、同時期に発売された製品かどうかは、製品開発開始時に付けられる開発コードネームで区別できますので、開発コードネームで分けて記載します。
AMD E シリーズのモデル・ナンバーの見方
AMD E シリーズのモデル・ナンバー
開発コードネーム Llano(発売時期 2011年)
AMD E シリーズのモデル・ナンバーは、「E」+「2」+「-」+「4桁の数字」+「サフィックス」で表されます。
「2」は地位を表し、数字が大きいほど性能が高い事を表しますが、Llano の製品では2のみです。Llano の製品には、他に AMD A シリーズがあります。AMD A シリーズのモデル・ナンバーには地位として「4,6,8」が付けられていますが、地位には偶数を用い、4より下は AMD E シリーズで発売していると思われます。
「-」は区切り文字です。ショップによっては「-」の代わりにスペースを使っています。
「4桁の数字」は、大きいほど性能が高い事を表します。
「サフィックス」は、製品の特徴を表します。標準的な製品とは異なる特徴を持つ製品に付けられ、以下のようなサフィックスがあります。
「2」は地位を表し、数字が大きいほど性能が高い事を表しますが、Llano の製品では2のみです。Llano の製品には、他に AMD A シリーズがあります。AMD A シリーズのモデル・ナンバーには地位として「4,6,8」が付けられていますが、地位には偶数を用い、4より下は AMD E シリーズで発売していると思われます。
「-」は区切り文字です。ショップによっては「-」の代わりにスペースを使っています。
「4桁の数字」は、大きいほど性能が高い事を表します。
「サフィックス」は、製品の特徴を表します。標準的な製品とは異なる特徴を持つ製品に付けられ、以下のようなサフィックスがあります。
- M
- ノートパソコン向けプロセッサー。
- E2-3200
- E2-3000M
開発コードネーム Zacate(プラットフォーム Brazos)(発売時期 2011年)
AMD E シリーズのモデル・ナンバーは、「E」+「-」+「3桁の数字」で表されます。
「-」は区切り文字です。ショップによっては「-」の代わりにスペースを使っています。
「3桁の数字」は、大きいほど性能が高い事を表します。
以下は、モデル・ナンバー一覧です。
「-」は区切り文字です。ショップによっては「-」の代わりにスペースを使っています。
「3桁の数字」は、大きいほど性能が高い事を表します。
以下は、モデル・ナンバー一覧です。
- E-450
- E-350
- E-300
- E-240
開発コードネーム Zacate(プラットフォーム Brazos 2.0)(発売時期 2012年)
AMD E シリーズのモデル・ナンバーは、「E」+「1,2」+「-」+「4桁の数字」で表されます。
「1,2」は地位を表し、数字が大きいほど性能が高い事を表します。
「-」は区切り文字です。ショップによっては「-」の代わりにスペースを使っています。
「4桁の数字」は、大きいほど同じ地位の中で性能が高い事を表します。
以下は、モデル・ナンバー一覧です。
「1,2」は地位を表し、数字が大きいほど性能が高い事を表します。
「-」は区切り文字です。ショップによっては「-」の代わりにスペースを使っています。
「4桁の数字」は、大きいほど同じ地位の中で性能が高い事を表します。
以下は、モデル・ナンバー一覧です。
- E2-2000
- E2-1800
- E1-1500
- E1-1200
開発コードネーム Kabini(発売時期 2013年)
AMD E シリーズのモデル・ナンバーの付けられ方は、Brazos 2.0 と同様です。
AMD E シリーズに限りませんが、モデル・ナンバーに含まれる数字を使って、前の時期に発売された製品と性能を比較する場合、必ずしも数字が大きいほど性能が高いとは限らない事に注意が必要です。
例えば、Brazos 2.0 の E1-1500 と Kabini の E1-2100 を比較すると、E1-1500 の方が性能が高いです。この例では、E1-2100 は TDP が低く抑えられた製品のため性能が低くなっているためであり、消費電力当たりの性能では E1-2100 の方が性能が高いです。
以下は、モデル・ナンバー一覧です。
AMD E シリーズに限りませんが、モデル・ナンバーに含まれる数字を使って、前の時期に発売された製品と性能を比較する場合、必ずしも数字が大きいほど性能が高いとは限らない事に注意が必要です。
例えば、Brazos 2.0 の E1-1500 と Kabini の E1-2100 を比較すると、E1-1500 の方が性能が高いです。この例では、E1-2100 は TDP が低く抑えられた製品のため性能が低くなっているためであり、消費電力当たりの性能では E1-2100 の方が性能が高いです。
以下は、モデル・ナンバー一覧です。
- E2-3800
- E2-3000
- E1-2500
- E1-2200
- E1-2100
開発コードネーム Beema(発売時期 2014年)
AMD E シリーズのモデル・ナンバーの付けられ方は、Brazos 2.0 と同様です。
以下は、モデル・ナンバー一覧です。
以下は、モデル・ナンバー一覧です。
- E2-6110
- E1-6010
開発コードネーム Mullins(発売時期 2014年)
AMD E シリーズのモデル・ナンバーの付けられ方は、Brazos 2.0 と似ていますが、地位の後に Micro、サフィックスとして T が付けられています。これは、ノートパソコン向けプロセッサーの中で、タブレットや 2-in-1 に適した仕様になっている事を表します。
以下は、モデル・ナンバー一覧です。
以下は、モデル・ナンバー一覧です。
- E1 Micro-6200T
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2023/09/07 更新