タブレット PC とタブレット端末の違い

タブレット PC、またはタブレット端末という言葉がよく聞かれるようになり、実際にそれらを目にし、所持する方も大分多くなってきました。どちらも、薄板型の筐体で、上面は液晶画面が占め、画面をタッチして操作できます。どちらも外観が似ておりますが、中身は異なりますので、選ぶときは注意が必要です。

タブレット PC、タブレット端末を区別するために注目する点は、搭載される OS です。タブレット PC には、Windows が搭載されています。一方タブレット端末では、iOS （アイ・オーエス）や Android （アンドロイド）等、スマートフォン（多機能携帯電話）に搭載される OS が搭載されています。

OS の違いによって、様々な点が異なってきますが、まず使用可能なソフトウェアが異なる事は知っておく必要があります。

Windows が搭載されているタブレット PC では、同じく Windows を搭載するデスクトップパソコンやノートパソコンで使用可能なソフトウェアが使えます。（全て使える訳ではない。）この事からもわかるように、タブレット PC は、Windows 搭載ノートパソコンが、さらにモバイルに特化したような感覚で、使用できます。

一方、iOS や Android を搭載するタブレット端末では、その OS 向けに開発されたソフトウェアしか使えません。

タブレット PC、タブレット端末間では、使用可能なソフトウェアが異なりますが、両者のソフトウェアを比べて見ると、同じ事ができるソフトウェアが多数存在します。そのため、結果的にタブレット PC 、タブレット端末でできる事は共通する所が多くあります。

まず、どちらもインターネットを閲覧するためのソフトウェアが存在しますので、インターネットに接続して、様々なサイトを見る事ができます。他にも動画や音楽を再生するソフトウェアや、電子書籍を見るためのソフトウェア等が両者にありますので、どちらを選んでも、多くの自分のやりたい事はできます。

ただし、タブレット PC でしかできない事、もしくはタブレット端末でしかできない事も多数存在します。タブレット PC でもタブレット端末でも自分のやりたい事ができるのであれば、どちらを選んでも大丈夫ですが、そうでない場合は、よく調べてから選ぶ必要があります。