例えば、マルチチャンネルの内の1つデュアルチャンネル動作可能なマザーボードに、メインメモリー搭載用スロットが4つ並んでいるとすると、以下のようにバンクが割り振られます。
チャンネル1 | スロットA | バンク1 |
チャンネル2 | スロットB | バンク1 |
チャンネル1 | スロットC | バンク2 |
チャンネル2 | スロットD | バンク2 |
マザーボードによっては、以下のように同じ番号のバンクのメインメモリー搭載用スロットが離れる場合があります。
チャンネル1 | スロットA | バンク1 |
チャンネル1 | スロットB | バンク2 |
チャンネル2 | スロットC | バンク1 |
チャンネル2 | スロットD | バンク2 |
メインメモリーをマルチチャンネル動作させたい場合は、それぞれのチャンネルにメインメモリーを搭載する必要がありますが、バンクを使って言うと、同じ番号のバンクのスロットにメインメモリーを搭載する必要があります。
上記の例で言うと、メインメモリー2枚をデュアルチャンネル動作させたい場合は、それぞれのバンク1のスロットにメインメモリーを搭載する必要があります。それぞれのバンク2のスロットにメインメモリーを搭載する手もあります。
もしメインメモリー4枚を搭載した場合は、バンク1に搭載されたメインメモリー2枚、バンク2に搭載されたメインメモリー2枚が、それぞれ組み合わさってデュアルチャンネル動作します。