SSD には、M.2 SSD と呼ばれる製品があります。
M.2 SSD は SSD の一種と言えますが、ここでは区別するとし、一般的には SSD はインターフェース規格 Serial ATA を利用して接続し使用する SSD です。
M.2 SSD は、インターフェース規格 M.2 を利用して接続し使用する SSD です。また、一般的な SSD と違い、M.2 SSD は薄くて小さい拡張カードになっています。
M.2 SSD と SSD の違い
M.2 SSD は、薄くて小さい拡張カード
従来のデータ転送技術を取り入れた M.2
M.2 は、マザーボードと拡張カードとの接続に使われますが、従来から存在する複数のインターフェース規格に対応している特徴があります。
その中で、よく使われるのが Serial ATA と PCI Express です。Serial ATA はマザーボードとストレージとの接続、PCI Express はマザーボードと拡張カードとの接続(拡張スロットを利用)に使われています。
M.2 は、コネクターに関しては新しいものであり、従来の Serial ATA 等のコネクターとは互換性がありませんが、データ転送技術に関しては互換性があります。
つまり、M.2 はコネクター等の物理的な部分は全く新しいですが、内部でデータ転送に使われる技術に関しては、従来から存在するインターフェース規格のデータ転送技術を取り入れていると見れば、M.2 についてイメージしやすいかもしれません。
その中で、よく使われるのが Serial ATA と PCI Express です。Serial ATA はマザーボードとストレージとの接続、PCI Express はマザーボードと拡張カードとの接続(拡張スロットを利用)に使われています。
M.2 は、コネクターに関しては新しいものであり、従来の Serial ATA 等のコネクターとは互換性がありませんが、データ転送技術に関しては互換性があります。
つまり、M.2 はコネクター等の物理的な部分は全く新しいですが、内部でデータ転送に使われる技術に関しては、従来から存在するインターフェース規格のデータ転送技術を取り入れていると見れば、M.2 についてイメージしやすいかもしれません。
データ転送速度が速い M.2 SSD
M.2 SSD は、新しいインターフェース規格 M.2 を利用しますが、データ転送に関しては従来から存在するインターフェース規格 Serial ATA か PCI Express が使われます。
どちらを使うのか分かりやすいよう、Serial ATA を使う M.2 SSD は M.2 Serial ATA SSD、PCI Express を使う M.2 SSD は M.2 PCI Express SSD と表される場合があります。
2015年2月7日時点では、Serial ATA を使う M.2 SSD は、データ転送速度の上限は Serial ATA 6.0 Gbps の 6.0Gbps、PCI Express を使う M.2 SSD は、データ転送速度の上限は PCI Express 3.0 x4 の 40.0Gbps となります。
M.2 に限らずインターフェース規格のデータ転送速度は技術進歩によって向上し続けますので、今後さらにデータ転送速度が速くなると思われます。
(※1)Serial ATA と互換性を保った Serial ATA Express なら、PCI Express のデータ転送技術を使用できるが、データ転送速度の上限は PCI Express 3.0 x2 の 20.0Gbps(2015年2月7日時点)
(※2)Serial ATA のデータ転送技術を使用するなら、SSD よりデータ転送速度が速いメリットは無い
どちらを使うのか分かりやすいよう、Serial ATA を使う M.2 SSD は M.2 Serial ATA SSD、PCI Express を使う M.2 SSD は M.2 PCI Express SSD と表される場合があります。
2015年2月7日時点では、Serial ATA を使う M.2 SSD は、データ転送速度の上限は Serial ATA 6.0 Gbps の 6.0Gbps、PCI Express を使う M.2 SSD は、データ転送速度の上限は PCI Express 3.0 x4 の 40.0Gbps となります。
M.2 に限らずインターフェース規格のデータ転送速度は技術進歩によって向上し続けますので、今後さらにデータ転送速度が速くなると思われます。
SSD | ・インターフェース規格 Serial ATA で接続 ・Serial ATA のデータ転送技術を使用するため、データ転送速度が遅い(※1) ・ドライブベイに搭載するストレージ ・サイズが大きくドライブベイが必要 |
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M.2 SSD | ・インターフェース規格 M.2 で接続 ・PCI Express のデータ転送技術を使用できるため、データ転送速度が速い(※2) ・マザーボードの M.2 スロットに搭載するストレージ ・サイズが小さくドライブベイが不要 ・タブレット PC や小型ノートパソコン等にも搭載可能 |
(※2)Serial ATA のデータ転送技術を使用するなら、SSD よりデータ転送速度が速いメリットは無い
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2019/03/20 更新