両者の CPU ソケットの形状は、大きな変更はありませんが、Socket FM2 のピン数は904、Socket FM2+ のピン数は906となっているため、CPU が Socket FM2、マザーボードが Socket FM2+ の場合は搭載できますが、CPU が Socket FM2+、マザーボードが Socket FM2 の場合は搭載できません。
なぜなら、マザーボードが Socket FM2 だとピンホールが904個ありますが、CPU が Socket FM2+ だとピンが906個あり、CPU はピンが2個余分に多くなるため、マザーボードに差し込めなくなるからです。
また、CPU が Socket FM2、マザーボードが Socket FM2+ の場合は、搭載できるだけでなく動作させる事もできます。
CPU が Socket FM2+、マザーボードが Socket FM2 の場合は、搭載すらできませんので、動作させる事もできません。
CPU | マザーボード | 動作 |
---|---|---|
Socket FM2 | Socket FM2+ | 動作させる事が可能 |
Socket FM2+ | Socket FM2 | 動作させる事ができない |
ただし、CPU 側とマザーボード側で CPU ソケットが一致していても、マザーボードが対応していない CPU であれば動作させる事ができませんが、CPU 側とマザーボード側で CPU ソケットが一致していない場合にも当てはまります。
上記で CPU が Socket FM2、マザーボードが Socket FM2+ の場合は、搭載して動作させる事ができると記載しましたが、マザーボードが対応していない CPU であれば、動作させる事ができません。