水平走査周波数と垂直走査周波数の関係

水平走査周波数と垂直走査周波数

CRT モニターでは、画面の奥に電子銃があり、電子銃から発生した電子ビームが画面中の1点に当たり発光します。CRT モニターは、電子ビームの方向を変えながら、画面の左から右へ発光させ、上から下へ繰り返し行います。

画面の左から右へ発光させると1本の横線が表示されますが、この1本の線を1秒間に何回表示させる事ができるのかを表すのが、水平走査周波数です。例えば、水平走査周波数が 50kHz なら、1秒間に5万本の線を表示させる事ができます。

1本の線を画面の上から下まで表示させれば1画面の表示となりますが、1画面を1秒間に何回表示させる事ができるのかを表すのが、垂直走査周波数です。垂直走査周波数は、リフレッシュレートとも呼ばれます。

1画面に何本の線を表示させれば良いのかは、解像度によって決まってきます。例えば、解像度が 800×600 であれば、縦の解像度が600ですので、1画面に600本の線が必要です。

水平走査周波数が 50kHz であれば、1秒間に5万本の線を表示させる事ができるので、これを600本で割れば1秒間に表示できる画面数、すなわち垂直走査周波数は約 83Hz となります。

これは理論上での計算であり、実際では電子ビームは左から右まで移動したら、次の線を表示させるために左に戻る、画面の右下まで移動したら画面の左上まで戻るために必要な時間が発生するため、この計算は厳密には成り立ちません。実際の垂直走査周波数は、理論上の計算で算出した値よりも小さな値になります。

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2015/03/27 更新