異なる CAS レイテンシのメインメモリーが混在しても動作するのか

CAS レイテンシの遅い方に合わせられて動作する

メインメモリーには、データを記憶する記憶素子が格子状に並んでおり、記憶素子へデータ読み書きする時は、記憶素子の場所を示す行と列を指定します。

列を指定してからデータ読み書きが実行されるまでにかかる時間が CAS レイテンシであり、バスクロックのクロック数を単位にして、CL=5 等と表記されます。CL の値が大きいほど、時間がかかる事になります。

CAS レイテンシは、製品によって異なるのが見られますので、複数のメインメモリーを異なる製品でそろえた場合、CAS レイテンシも異なる場合が出てきます。

異なる CAS レイテンシのメインメモリーが混在した場合ですが、基本的に CAS レイテンシの遅い方に合わせられて動作します。

例えば、CL=5 のメインメモリーと CL=6 のメインメモリーが混在した場合、前者のメインメモリーは遅い方の CL=6 に合わせられて動作します。

さらに、動作クロック周波数が低くなる場合があります。メインメモリーは、動作クロック周波数が高いほど速く動作しますが、タイミングがシビアになります。

上記の例では、CL=5 のメインメモリーは、本来 CL=5 で使われるよう作られているため、CL=6 に変わると、本来 CL=6 で使われるよう作られたメインメモリーとタイミングが微妙に合わず、タイミングが合うところまで動作クロック周波数が低くなる場合があります。

例えば、CL=5 のメインメモリーのモジュール規格(チップ規格)と、CL=6 のメインメモリーのモジュール規格(チップ規格)は、どちらも PC2-6400(DDR2-800)とします。このモジュール規格(チップ規格)だと、動作クロック周波数は 800MHz となりますが、混在させると 800MHz ではタイミングが合わず、動作クロック周波数が 667MHz に落ちる場合があります。

動作クロック周波数が 667MHz に低下した場合、モジュール規格(チップ規格)が PC2-5300(DDR2-667)のメインメモリーを使うのと同じになります。

つまり、高速なメインメモリーを複数枚用意しても、異なる CAS レイテンシが混在すると、低速で動作してしまう可能性があります。

また、マザーボードは、対応しているモジュール規格(チップ規格)の範囲内までしか、動作クロック周波数を落とせません。最も低い動作クロック周波数まで落としてもタイミングが合わない場合は、正常に起動しないか、起動しても動作が不安定等のトラブルが発生しやすくなります。

そのため、複数のメインメモリーを使用するなら、CAS レイテンシが同じメインメモリーをそろえて使用するのが無難です。CAS レイテンシが同じでも、他の仕様が異なれば別の問題が発生するリスクがあるため、複数のメインメモリーを使用するなら、同じ製品でそろえるのがおすすめです。

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2015/06/02 更新