なぜメインメモリーの規格が新しくなるほど、CAS レイテンシの値が大きくなるのか

バスクロックの周波数は高くなれば、CAS レイテンシの値は大きくなる傾向あり

メインメモリーには、1ビットのデータを記憶する記憶素子が格子状に並んでおり、データの読み書きを行うために記憶素子へアクセスする時に行と列を指定します。

列を指定してから、記憶素子へアクセスしデータの読み書きが行われるまでの時間は CAS レイテンシと呼ばれます。CAS レイテンシは、バスクロックのクロック数を単位にして表され、例えば CAS レイテンシの値が CL=5 であれば、CAS レイテンシは5クロックです。

メインメモリーの規格が新しくなれば、技術進歩によって CAS レイテンシの値が小さくなり、より速くデータ読み書きができるようになっていそうですが、メインメモリーの規格が新しいほど CAS レイテンシの値は大きくなっている傾向が見られます。

そのため、データ読み書きにかかる時間が長くなっているかと言うと、そうではありません。メインメモリーの規格が新しくなるほどバスクロックの周波数は高くなっている、すなわち1クロック時間が短くなっており、CAS レイテンシはクロック数を単位にしているため、データ読み書きにかかる時間は変わらなくても CAS レイテンシの値は大きくなります。

例えば、バスクロックが 1000MHz、CL=10 であれば、1クロック時間は 1ns のため、CAS レイテンシを秒単位で表すと 10ns です。

CL=20 になっても、バスクロックが 2000MHz であれば、1クロック時間は 0.5ns のため、CAS レイテンシを秒単位で表すと 10ns になり、変わりはありません。

このように CL の値の大小関係だけで、データ読み書きの速さは比較できません。メインメモリーの規格が新しい方を選ぶと、CAS レイテンシの値が大きくなっている事に違和感を感じるかもしれませんが、バスクロックを考慮してデータ読み書きの速さは変わっているのか判断する必要があります。

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2019/03/20 更新