カスケードポートは、ハブ同士を接続する際に使用します。ハブ同士を接続する事を、カスケード接続と呼びます。一方のハブではカスケードポート、もう一方のハブではカスケードポートではない通常ポートに、ストレートケーブルを使用して接続します。
カスケード接続は、通常ポート同士での接続でも実現できます。ただし、通常ポート同士でカスケード接続する際は、クロスケーブルが必要となります。
パソコン等の端末とハブを接続する際はストレートケーブルを使用しますが、クロスケーブルでハブ同士をカスケード接続すると、見た目が非常に似ているストレートケーブルとクロスケーブルが混在し、ややこしくなります。
カスケードポートを使用してカスケード接続すれば、ストレートケーブルで統一する事ができ、ネットワーク環境を構築、管理しやすくなります。
カスケードポートを使用してカスケード接続
ハブ1 | 使用ケーブル | ハブ2 |
---|---|---|
カスケードポート | ストレートケーブル | 通常ポート |
通常ポート同士でカスケード接続
ハブ1 | 使用ケーブル | ハブ2 |
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通常ポート | クロスケーブル | 通常ポート |