表示領域が広い
解像度が広いほど表示領域が広くなります。例えば、解像度が 800×600 の場合は、ソフトウェアのウィンドウの横サイズが 800 を超えると画面からはみ出てしまいますが、1600×1200 あれば画面からはみ出る事はありません。そのため、表計算ソフトウェア等でウィンドウの横サイズを大きくして、スクロールせずに画面に表示できる領域を広くできます。縦の場合も同様で、ウェブブラウザ等でウィンドウの縦サイズを大きくして、スクロールせずに画面に表示できる領域を広くできます。
また、複数のウィンドウを並べて、一度に複数のウィンドウを表示しやすくなります。例えば、解像度が 1600×1200 あれば、横サイズが 800 のウィンドウを横に2つ並べての表示が可能となります。
文字が見やすい
解像度は、簡単に言うと点がどれだけ集まって表示しているのか表すものです。単位はドットであり、800×600 であれば横に 800 ドット、縦に 600 ドットの点があります。点が多いほど、すなわち解像度が高いほどギザギザが目だなくなり、なめらかに表示できます。そのため、同じ画面サイズで同じサイズの文字を表示する場合、文字表示に使われるドット数は解像度が高い方が多くなりますので、解像度が高いほど文字がなめらかに表示され見やすくなります。