Mini DisplayPort ケーブルと Thunderbolt ケーブルの違い

Thunderbolt ケーブルは、Mini DisplayPort ケーブルとは上位互換性を持つ

Mini DisplayPort ケーブルと Thunderbolt ケーブルは、2015年4月1日時点においては端子形状が同じのため、どちらのケーブルも機器の Mini DisplayPort 端子や Thunderbolt 端子に接続して使用できます。(将来仕様が変わり、端子形状が変わる可能性があります。)

それなら、Mini DisplayPort ケーブルと Thunderbolt ケーブルは同じように見えますが、実際は中身が違います。

まず、外部インターフェースとしての Thunderbolt と Mini DisplayPort の違いについてです。Thunderbolt は、Mini DisplayPort と同様に外付け液晶ディスプレイ等と映像入出力できますが、それに加えて外付けストレージ等の周辺機器とも接続して使用できるよう作られています。

簡単に言えば、映像入出力できる Mini DisplayPort に、周辺機器とデータをやり取りする機能を追加したのが Thunderbolt です。そのため、Thunderbolt は、Mini DisplayPort とは上位互換性を持ちます。

つまり、Thunderbolt と Mini DisplayPort は互換性がありますが、Thunderbolt の方が上位に位置しており、Mini DisplayPort でできる事(映像入出力)は Thunderbolt でもできますが、Thunderbolt でできる事の中には、Mini DisplayPort ではできない事(周辺機器とデータのやり取り)が含まれています。

ケーブルに話を戻すと、Mini DisplayPort ケーブルと Thunderbolt ケーブルは、どちらも外付け液晶ディスプレイ等との映像入出力には使えますが、外付けストレージ等の周辺機器とデータをやり取りする場合は、Mini DisplayPort ケーブルは使えず、Thunderbolt ケーブルが必要となります。

ただし、接続する機器によっては映像入出力する場合でも、Mini DisplayPort ケーブルは使えず、Thunderbolt ケーブルが必要となる場合があります。

また、Mini DisplayPort ケーブルが使える場合では、基本的に Thunderbolt ケーブルでも使えますが、接続する機器によっては Thunderbolt ケーブルは使えず Mini DisplayPort ケーブルが必要となる場合があります。

このようにややこしい事になっていますが、その原因は iMac のターゲットディスプレイと Thunderbolt Display にあります。

iMac のターゲットディスプレイ

まずは、iMac のターゲットディスプレイについてです。ターゲットディスプレイモードに対応している iMac と、もう1台の Mac を接続すれば、iMac を外付け液晶ディスプレイとして使えますが、その接続に必要なケーブルは以下のとおりです。

iMac 必要なケーブル もう1台の
Mac の接続端子
iMac (27-inch Late 2009) Mini DisplayPort ケーブル Mini DisplayPort 端子
or Thunderbolt 端子
iMac (27-inch Mid 2010) Mini DisplayPort ケーブル Mini DisplayPort 端子
or Thunderbolt 端子
iMac (Mid 2011) Thunderbolt ケーブル Thunderbolt 端子
iMac (Mid 2012-Mid 2014) Thunderbolt ケーブル Thunderbolt 端子
(※)iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2014) 以降では、ターゲットディスプレイモードでディスプレイとして使うことはできません。

以上のとおり、iMac (27-inch Late 2009) と iMac (27-inch Mid 2010) では、Mini DisplayPort ケーブルが必要となります。Thunderbolt ケーブルは、Mini DisplayPort ケーブルとは上位互換性を持ちますので、Thunderbolt ケーブルも使えそうですが、この場合では使えません。

Thunderbolt ケーブルは、Mini DisplayPort 端子と接続された場合は、Mini DisplayPort ケーブルとして動作しますが、これら iMac の Mini DisplayPort 端子に接続された場合は Mini DisplayPort ケーブルとして動作できないようです。

iMac (Mid 2011) と iMac (Mid 2012-Mid 2014) では、Thunderbolt ケーブルが必要となります。映像入出力しますので、Mini DisplayPort ケーブルも使えそうですが、この場合は使えません。恐らく、これらの iMac では、Mini DisplayPort にはなく Thunderbolt 特有の機能を利用して映像入出力していると思われます。

Thunderbolt Display

Apple 社の外付け液晶ディスプレイに Thunderbolt Display がありますが、Thunderbolt Display でも Thunderbolt ケーブルが必要となります。

Thunderbolt Display は、Thunderbolt に対応する Mac と接続して使え、映像入出力となりますが Mini DisplayPort ケーブルは使えず Thunderbolt ケーブルが必要となります。

2015年4月1日時点では、Mini DisplayPort と Thunderbolt どちらもまだまだ発展していくと思われる外部インターフェースであり、iMac と Thunderbolt Display に新製品が登場し、Mini DisplayPort ケーブルと Thunderbolt ケーブルどちらを使うのが適切か判断するのが、さらに難しくなるかもしれません。

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2015/11/13 更新