DDR3 と DDR3L、DDR3U の違い

動作電圧が異なる

DDR3(Double Data Rate 3)と DDR3L(Double Data Rate 3 Low voltage)、DDR3U(Double Data Rate 3 Ultra low voltage)の違いは動作電圧です。DDR3 の動作電圧は 1.5V ですが、DDR3L の動作電圧は 1.35V、DDR3U の動作電圧は 1.25V です。

規格 動作電圧
DDR3 1.5V
DDR3L 1.35V
DDR3U 1.25V

DDR3L の動作電圧は DDR3 の90%、DDR3U の動作電圧は DDR3 の約 83% となります。消費電力は電圧の2乗に比例しますので、DDR3L の消費電力は DDR3 の約 80%、DDR3U の消費電力は DDR3 の約 70% になります。

パソコンにとって消費電力が下がるのは良い事ですが、特にバッテリーで動作するノートパソコン等では消費電力が下がるとバッテリー駆動時間の延びにつながるため、消費電力量が下がる事による恩恵は大きいです。

そのため、省電力を重視しバッテリー駆動時間が長いノートパソコンで、DDR3L や DDR3U のメインメモリーを搭載するモデルがよく見られます。

また、メインメモリーを大量搭載するワークステーション等では、メインメモリーだけでも消費電力が高くなるため、消費電力が下がれば消費電力の削減量が大きくなり、環境に優しくなります。

他にもメリットがあり、消費電力が下がれば発熱量が小さくなるため、必要な冷却性能の緩和につながります。

キャンペーン(PR)
マウスコンピューター
安さで勝負する数少ない国内パソコンメーカーのマウスコンピューターでは、「新生活応援セール」を実施中です。一部のモデルのみですが期間限定で最大70,000円OFFです。
(3月27日迄)
デル
いち早く直販とBTOカスタマイズでの販売方式で大幅なコスト削減を実現したデルでは、「年に一度のデル感謝祭」を実施中です。感謝を込めて特別価格で対象製品が最大25%OFFです。
(キャンペーン実施中)
パソコン工房
BTOパソコン、PCパーツ、周辺機器等を安く販売するパソコン工房では、「WEB開催!決算SALE 第2弾」を実施中です。ゲーミングPCやクリエイター向けパソコンなどが対象です。
(4月1日迄)


2023/09/07 更新