電源ユニット - ゲームパソコンの選び方

長時間の PC ゲームプレイには、信頼性の高い電源ユニットが不可欠

電源ユニットは、パソコンの心臓的な存在で、各 PC パーツに電力を供給します。消費電力が高い PC パーツを搭載するゲームパソコンでは、十分な電力供給能力を持つ電源ユニットが必要です。

また、品質が高く信頼性の高さも重要です。PC ゲームのプレイは、長時間に及ぶ事が珍しくなく、電源ユニットの品質と信頼性が低くては、長時間のプレイで上昇した温度で電力供給が不安定になったり、電源ユニット内部の部品の劣化が早く、早期に寿命を迎えてしまうリスクが高まります。

そのため、ゲームパソコンを選ぶ際は、電源ユニットにも注目して選ぶと良いです。

電源ユニットにこだわって選ぶならデスクトップパソコンタワー型

電源ユニットは、デスクトップパソコンに搭載され、ノートパソコンでは AC アダプタやバッテリーが電源ユニットの役割を担います。ノートパソコンの AC アダプタやバッテリーは、モデル特有ので固定されているため選べません。デスクトップパソコンでも同様にモデル特有の電源ユニットで固定されている場合が多く、特にデスクトップパソコンの一体型や省スペース型、キューブ型が当てはまります。

そのため、デスクトップパソコンのタワー型以外では電源ユニットはモデルを選んだ時点で決まり、BTO カスタマイズに対応していても、電源ユニットは固定となっている場合が多いです。

また、デスクトップパソコンタワー型でも電源ユニットを固定としているモデルがあります。これは、特にメーカー直販ショップに当てはまり、さらにメーカー独自仕様の電源ユニットを固定で搭載している場合もあります。

一方、ショップブランドを販売しているパソコンショップでは、基本的に単体購入も可能な市販の電源ユニットを採用しており、モデル選択時に BTO カスタマイズで電源ユニットを選べる事が多いです。

この点は、ゲームパソコンを選ぶなら、パソコンショップのショップブランドを推奨する理由の一つとなります。市販の電源ユニットを採用しているなら、たいてい電源ユニットのメーカー名や型番等も仕様で公表されていますので、どのような電源ユニットを搭載しているモデルを選ぶか詳細に検討できますし、購入後に故障等の理由で電源ユニットの交換をしたい場合、同じ市販の電源ユニットか、購入したモデルに合う別の電源ユニットを購入すれば、交換する事ができます。

ゲームパソコンとして販売されているモデルの電源ユニット

特にショップブランドを販売しているパソコンショップで見られますが、PC ゲームのプレイに適した仕様でゲームパソコンを販売している所があります。さらに、PC ゲームのイベントやインターネットカフェ等でのゲームパソコンの採用実績を伸ばしているパソコンショップもあります。

このようなパソコンショップでは、電源ユニットに問題があると長時間の過酷な環境での安定した連続稼働の実現に支障をきたし、ブランドイメージの失墜につながるため、電源ユニットの選定と試験に力を入れています。

例えば、パソコンショップ「ドスパラ」ではゲームパソコンとしてガレリアシリーズを販売していますが、高温の環境で長時間の高負荷動作テストを実施して電源ユニットの品質、信頼性の高さを確認しており、PC ゲームのイベントやインターネットカフェ等での高い採用実績があります。

もし、電源ユニットにもこだわってゲームパソコンを選ぶなら、このようなゲームパソコンの販売に力を入れているパソコンショップに注目してみると良いです。

総出力ワット数の選び方

電源ユニットにまず注目すべき点は、総出力ワット数です。どのモデルも、そのモデルに合った総出力ワット数を持つ電源ユニットが搭載されています。BTO カスタマイズで電源ユニットを変更できず固定であれば選べませんが、変更可能であれば、特に他の PC パーツを BTO カスタマイズで変更した場合、電源ユニットの変更も合わせて検討してみると良いです。

例えば、CPU やビデオカードでより性能が高い方を選ぶと、消費電力が上がり電源ユニットに余裕が無くなってきます。電源ユニットに余裕が無くなる、すなわち総出力ワット数に近い電力を供給する状態が続くと、発熱量が増大して劣化が早くなり、冷却ファンの回転数が上がり騒音レベルの上昇にもつながります。

電源ユニットを変更しなくても総出力ワット数が足りなくなるといった事はないですが、メーカー直販ショップやパソコンショップでは、できるだけ価格を安くするために、あまり表面に出てこない電源ユニットのコストを削減し、総出力ワット数にあまり余裕を持たせていない電源ユニットを採用しているものです。

これでも十分使っていけますが、特に他の PC パーツをより性能の高い方を選択し、予算に余裕があれば、電源ユニットも変更して総出力ワット数に余裕を持たせたいです。

80PLUS ランクの選び方

電源ユニットの中には、80PLUS 認証電源ユニットと呼ばれるものがあります。これは、交流電源から直流電源に変換する効率が80%以上の電源ユニットである事を意味します。変換効率が高いという事は、無駄な消費電力が少なく、消費電力の抑制、低発熱、発熱による劣化の減少につながります。

80PLUS 認証を取得するには、高い技術力を必要とし、電源ユニット内部の品質を高めないと、高い変換効率を実現できません。そのため、80PLUS 認証電源ユニットは、品質の高さ、信頼性の高さの目印になりますので、電源ユニットの品質、信頼性を重視するなら、80PLUS 認証に注目して選ぶと良いです。

80PLUS 認証電源ユニットには、クリアした変換効率に応じてランクが付けられており、上位のランクほど変換効率が高いです。80PLUS 認証を取得していない電源ユニットの場合は、ランクが付きません。

電源ユニットが固定されているモデルを選ぶ場合は、どのランクが付いているか確認し、自分が望むランクが付いていない電源ユニットを搭載しているなら、モデルの選びなおしが必要です。もし、BTO カスタマイズで電源ユニットを選べるなら、予算に応じてより上位のランクが付いている電源ユニットを選ぶか検討してみると良いです。

以下は、80 PLUS のランク一覧です。それぞれの電源負荷率で、クリアする必要がある変換効率を記載しています。80PLUS スタンダードは、スタンダードを入れず、単に 80 PLUS とも呼ばれます。

変換効率が約10%違うだけでも、消費電力に大きな差が出ますので、80 PLUS プラチナの電源ユニットを推奨したいところですが、価格がかなり高くなりますので、80PLUS スタンダードか 80PLUS ブロンズが選択の目安になってきます。予算に余裕があれば、さらに上位のランクが付いた電源ユニットの選択がおすすめです。

80 PLUS ランク 変換効率
電源負荷率 20%
変換効率
電源負荷率 50%
変換効率
電源負荷率 100%
80 PLUS
スタンダード
80% 80% 80%
80 PLUS
ブロンズ
82% 85% 82%
80 PLUS
シルバー
85% 88% 85%
80 PLUS
ゴールド
87% 90% 87%
80 PLUS
プラチナ
90% 92% 89%


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2014/09/15 更新