ターボ・ブースト・テクノロジーの最大ビン数の見方

ビンとは

ターボ・ブースト・テクノロジーに対応している CPU の仕様を見ると、ターボ・ブースト・テクノロジーによって向上する最大クロック周波数の他に、最大ビン数も記載されていることがあります。

ターボ・ブースト・テクノロジーによりクロック周波数は段階的に上昇しますが、ターボ・ブースト・テクノロジーでは段階のことをビンと呼びます。

クロック周波数が1段階上昇するなら、1ビン上昇するということです。

また、クロック周波数は1ビンあたりベースクロック分上昇します。ベースクロックが 100MHz の場合、1ビン上昇するならクロック周波数が 100MHz 上昇します。

最大ビン数とは

ターボ・ブースト・テクノロジーにより上昇するクロック周波数の上限を表すのが、最大ビン数です。最大ビン数は、アクティブな(負荷がかかっている)コア数によって変わってきます。

例として、コア数が4つある Core i7-920 の最大ビン数を見てみると、1/1/1/2 です。

左の数字から順番に見ていくと、アクティブなコア数が4つの場合の最大ビン数は1、アクティブなコア数が3つの場合の最大ビン数は1、アクティブなコア数が2つの場合の最大ビン数は1、アクティブなコア数が1つの場合の最大ビン数は2であることを表します。

コア数が増えると、最大ビン数を表す数字が増えますが、見方は同様です。

例えば、コア数が6つある Core i7-970 の最大ビン数は、1/1/1/1/2/2 です。

左の数字は、アクティブなコア数が6つの場合の最大ビン数は1であることを表し、以降の数字も同様です。

アクティブなコア数が少ないほど、最大ビン数が大きい傾向があります。

CPU はクロック周波数が上昇するほど消費電力と温度も上昇しますが、消費電力と温度には上限があり、アクティブなコア数が少ないほど他のコアは休んでいることになりますので、消費電力と温度が下がり、消費電力と温度の上限まで余裕が生じるからです。

アクティブなコア数が減って消費電力と温度に余裕が出た分、アクティブなコアのクロック周波数を上昇させることができます。

CPU のベースクロックがわかれば、最大ビン数から、ターボ・ブースト・テクノロジーによって上昇する最大クロック周波数がわかります。

例えば、先の Core i7-920 のベースクロックは 133MHz ですので、最大ビン数が1なら最大 133MHz 上昇し、最大ビン数が2なら最大 133MHz×2=266MHz 上昇します。

Core i7-920 のクロック周波数は 2.66GHz ですので、2.66GHz+266MHz=2.93GHz がターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数です。

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2017/07/02 更新