特定のメーカーのパソコンは故障しやすいという意見は参考になるのか

個人一人の使用経験では、故障しやすいと判断するのは難しい

パソコンに故障という話題はつきものですが、他人から特定のメーカーのパソコンは故障しやすいという意見を聞いた事がある方は多いと思います。また、インターネット上にも、そのような意見があふれています。

パソコンを選ぶなら、できるだけ故障しにくいメーカーを選びたいところですので、意見を参考にして故障しやすいメーカーを避けようと思われるかもしれませんが、意見が参考になるのか考える必要があります。

まず個人がパソコンを使用してきた経験上から、特定のメーカーが故障しやすいと意見している場合は、参考にはしない方が良いです。個人一人では、数年以内に発売されたパソコンを、しっかり使える台数は限られたものであり、多くても10台も超えないはずです。 仮にメーカーAとメーカーBそれぞれ5台の合計10台のパソコンを使用してきたとすると、その程度の台数では信憑性が無く、特定のメーカーのパソコンが故障しやすいと判断するのは無理があります。

10年以上という長い間隔なら、10台を大きく超えるパソコンを使ってきた経験がある方がいるでしょうが、パソコン関連の技術進歩は早く、10年も経てばパソコンの中身は大きく変わっており、さらにパソコンの生産技術や生産地等も時代の変化と共に大きく変わっている可能性が高く、昔は故障しやすい、または故障しにくくても、今も同じとは限りません。

大量のパソコンを扱った経験があれば、ある程度は参考になる

大量のパソコンを扱った経験がある方の意見であれば、ある程度は参考になります。

例えば、企業に導入している大量のパソコンをメーカーごとに管理し、各メーカーの故障率について把握しているなら、特定のメーカーのパソコンは故障しやすいという意見は、個人一人のパソコン使用経験上から判断した場合よりは参考になります。

パソコンの使用時間や使用環境によって故障のしやすさが変わってきますので、そのような条件も考慮する必要がありますが、パソコンの故障のしやすさを判断するためには、何より調査対象となるパソコンの台数が重要です。

しかし、それでも調べられるパソコン台数は限られます。たいていは多くても数百台から数千台が限度であり、ある程度は参考になりますが、統計学的に信憑性があるとは言えません。

パソコンの故障率について調査した統計学的に信憑性が高いデータがあれば良いのですが、現状ではそのようなデータは無きに等しいです。

そのような中で、SquareTrade 社によるパソコンの故障率について調査したデータが有名で、 1 in 3 Laptops fail over 3 years:Netbooks fail 20% more than laptops; ASUS & Toshiba the most reliable より購入してから3年以内のノートパソコンの故障率を高い順に並べると、以下のようになります。

順位 メーカー 故障率
1位 ヒューレット・パッカード 25.6%
2位 ゲートウェイ 23.5%
3位 エイサー 23.3%
4位 レノボ 21.5%
5位 デル 18.3%
6位 アップル 17.4%
7位 ソニー 16.8%
8位 東芝 15.7%
9位 アスース 15.6%

恐らく統計学的に信憑性が高いと思われますが、調査対象となったノートパソコン台数が記載されていませんので信憑性が高いとは断定できず、各メーカーの故障率について鵜呑みにできません。

他にも、独自にパソコン故障率について調べたデータは見られますが、信憑性が高いと言えるほどのデータは無いのが現状です。いつかは信憑性が高いデータが登場し、どのメーカーのパソコンが故障しやすいか明確に分かる時が来るかもしれません。

キャンペーン
マウスコンピューター
安さで勝負する数少ない国内パソコンメーカーのマウスコンピューターでは、「SSDアップグレードキャンペーン!!」を実施中です。さらにパソコンを快適に使えるようになるSSDカスタマイズが5,800円から可能です。
(キャンペーン実施中)
デル
いち早く直販とBTOカスタマイズでの販売方式で大幅なコスト削減を実現したデルでは、「新春大セール」を実施中です。年末年始特別モデル販売中の他、最大17%オフクーポンでさらにお得です。
(キャンペーン実施中)
ドスパラ
長い歴史を持つ代表的なショップブランドのドスパラでは、「新春初売セール」を実施中です。ドスパラは元々安い価格で販売していますが、SSD/HDD無料アップやメモリ倍増など特典が目白押しです。
(1月11日迄)


2015/02/04 更新