80 PLUS 非認証電源ユニットが低品質とは限らない

電源ユニットには、80 PLUS の認証を取得した製品と、取得していない製品があります。

80 PLUS の認証を取得するためには、交流から直流の変換効率で高い基準をクリアする必要があり、80 PLUS の認証を取得した製品は変換効率が高いため電力損失が小さくなり、電気代の節約、発熱量の低下で静音化や熱による劣化を抑えられるメリットが生じます。

80 PLUS の認証を取得するためには品質を高める必要があり、80 PLUS 認証取得済みである事は高品質である証拠と言えますが、80 PLUS の認証を取得していない製品は品質が低いとは限りません。

なぜなら、80 PLUS の認証を取得するためには、変換効率の基準をクリアしているか検査を受ける必要があり、それにはコストがかかるため、80 PLUS の認証を取得しようとはせずにコストを抑えて、価格を安くしている製品もあるからです。

つまり、80 PLUS の認証を取得できるほど変換効率が高いのに、80 PLUS の認証を取得していない製品があります。

そのため、探せば 80 PLUS の認証を取得できるほど高品質な製品を安く買えますが、昔と違って電源ユニットの低価格が進んだため、80 PLUS の認証を取得した製品でも十分安いです。