国内メーカー、海外メーカー、パソコンショップの直販ショップの特徴

直販ショップは大きく分けて3つに分けられる

パソコンを直販で買うには、まずどこで購入するのか決めなければなりません。パソコンを直販で販売するショップは大きく分けて、国内メーカーの直販ショップ、海外メーカーの直販ショップ、パソコンショップの直販ショップの3つに分けられます。

乱暴な言い方すれば、パソコンはどこで買っても中身は同じですが、それぞれのショップで販売するパソコンを比較すると、機能や性能、デザイン等の特徴が異なりますので、自分のニーズに合ったパソコンを販売している直販ショップを選ぶ必要があります。

さらに、価格や購入後のアフターサービス(サポートサービス)の特徴も異なってきますので、パソコンという商品以外にも注目して選ばないと、自分に合わない買い物をしてしまう恐れがあります。それを防ぐためには、まずは各直販ショップが販売しているパソコンや価格、アフターサービスの特徴等を把握する事が重要です。

国内メーカーの直販ショップの特徴

小型のモデルが豊富だが、大型のモデルは少ない

国内のパソコンユーザーの需要は、主に小型のモデル(デスクトップパソコン一体型やノートパソコン等)に集中している事もあり、国内メーカーのパソコンは、小型のモデルが豊富ですが、デスクトップパソコンタワー型等の大型モデルは少ないです。

また、国内メーカーは単に小型のモデルが豊富だけでなく、サイズや軽さに優れたモデルがそろっており、外出先に持ち運ぶモバイルユーザーの方にとって人気が高いです。昔から小型化と軽量化は日本技術の強みですが、それがパソコンにも現れていると考えられます。

パソコンの品質が高い

国内メーカーの直販ショップが販売するパソコンの特徴として、まず品質の高さがあげられます。パソコンに使われている PC パーツの種類は、どこも同じようなものであり、機能や性能に関して違いが出にくく、とにかくパソコンはただ使えれば良いと考えているのであれば、国内メーカーのパソコンの品質の高さは感じにくいものです。

しかし、ボタンの一つ一つといった細部まで見ると、国内メーカーのパソコンの品質の高さがうかがえます。国内メーカーのパソコンは、液晶やバッテリー等、表面的には見えにくい所にもコストをかけており、細かい所まで作りこまれています。

ただし、最近は海外メーカーのパソコンの品質が上がってきており、かつ価格が安い事から、国内メーカーも価格競争をせざるを得ず、国内メーカーの品質が特別高いという訳ではなくなってきています。しかし、国内メーカーは品質に厳しいというスタンスは、今後もまず変わらるとは考えられません。なので、品質重視でパソコンを選ぶ方にとって、国内メーカーは最も無難な選択と言えます。

パソコン初心者にとって使いやすい

パソコン上級者にとっては不要ですが、国内メーカーは、独自にソフトウェアやマニュアルを入れるなどして、使いやすさにもこだわっています。特にパソコン初心者は、パソコンを使う際に発生するトラブルに悩まされる事が多くなりがちですが、国内メーカーのパソコンに同封される形式で、パソコンの使い方に困った時に助けてくれるソフトウェアやマニュアルが入っていますので、購入後も安心して使う事ができます。

また、有料サービスとなる場合がありますが、国内メーカーの直販ショップでは購入後のアフターサービス(サポートサービス)が充実していますので、自力で解決できなかった場合が発生しても安心です。

価格が高い

国内メーカーの唯一のデメリットと言ってもいいくらいなのですが、国内メーカーは、比較的価格が高い傾向があります。これは高品質等の上記のような付加価値が高いですので、仕方ありません。

ただ最近は、国内メーカーに限らずパソコンの価格が下がってきており、そこまで価格は高くありません。昔は、国内メーカーのパソコンの価格は海外メーカー等と比べてかなり高く、できれば価格の安い海外メーカーやパソコンショップのパソコンを選んだ方が良いと推奨したいところでしたが、最近はそのような事はありません。

それでも海外メーカー等と比較すると安さでは負けるところがあり、特に高性能なパソコンほど価格差は顕著です。しかし、最近のパソコンは過剰性能と言われるほど性能が進化しましたので、個人が無理に性能が高いパソコンを購入する必要性はあまりありません。多くのユーザーが十分と感じる性能を持つモデルであれば、国内メーカーでも十分安いです。

海外メーカーの直販ショップの特徴

価格が安い

海外メーカーの直販ショップが販売するパソコンの特徴として、まず価格の安さがあげられます。国内メーカーの方も随分と安くなりましたが、海外メーカーには価格の面でかないません。

しかし、昔ほど価格に差は出なくなっており、安さを最優先しない限り、無理に国内メーカーを避けて海外メーカーを選ぶ必要はありません。

品質はそこそこ

安さだけ重視するのであれば、海外メーカーを選ぶのが妥当ですが、安かろう悪かろうという言葉がある通り、品質は大丈夫なのか気になるところだと思います。海外メーカーのパソコンは、生産方式等を効率化した結果安くなっているという事実はありますが、やはり価格が低い分、物自体の品質が劣るのは仕方ありません。

と言っても、パソコンを使う分に困るほど劣る訳ではありません。劣る部分といえば、PC ケースの作りこみ等の細かい点であり、パソコンを道具として使うのであれば、特に気にならないところです。パソコンに使われている PC パーツは、CPU であればインテル製か AMD 製の製品を使用しているというように、パソコンにとって無くてはならないハードウェアに関しては差別化が出にくいので、このように優劣が出てくるところは、付加価値的な部分に限られます。

よって、品質が劣るからと言って、故障しやすいといった深刻な問題はありません。しかし、インターネットでは、海外メーカーは安いから壊れやすいという意見が目立ちます。統計的に調査をすれば、海外メーカーの方が故障率が高いかもしれませんが、仮にそのような結果が出たとしても、故障率の差は数%程度くらいと考えられます。ちなみに、私は、海外メーカーと国内メーカーの両者のパソコンを購入して利用した経験がありますが、今のところ両者の故障率は同じくらいです。

海外メーカーの中には、劣悪な品質のパソコンを販売する所があるかもしれませんが、少なくとも世界的に圧倒名シェアを誇る主要海外メーカーであれば、品質について心配する必要は無いと思います。もし品質に問題があれば、とてもじゃないですが世界的に圧倒的なシェアを取れないでしょう。 ただし、それでも海外メーカーでは品質はそこそこに抑えて、安さを追求した面が見られますので、その点は妥協して購入する必要があります。

海外から輸送されてくる場合がある

全てではありませんが、海外メーカーのパソコンは人件費等が安い中国や東南アジアで生産されて輸送されてきますので、注文してから納品されるまである程度時間がかかります。特に、BTO と呼ばれる注文時に仕様を選べる購入方法だと、納品まで時間がかかると思っていた方が良いです。ちなみに、国内にある在庫品であれば、納品まで早い事が多いです。

また、海外輸送に絡む話ですが、パソコンは精密機械ですので、輸送中の振動や衝撃、湿度や温度の変化によって故障する事があります。よく海外メーカーは初期不良が多いと言われますが、もしかしたら海外から輸送されてくる間に故障する可能性があるからかもしれません。

アフターサービス(サポートサービス)は、世界標準

海外メーカーでは、生産だけでなくアフターサービス(サポートサービス)も、国外に拠点を置いている事が多いです。そのため、国内メーカーのアフターサービスと様々な点において違いがあります。例えば、電話担当者が日本語ができる外国人であったり、アフターサービスにかかる料金の基準が異なったりします。

前者の電話担当者が日本人でない点ですが、日本語が満足にできない電話担当者が多い事から苦情が発生し、かなり海外メーカーに対するアフターサービスの質が低下した時期がありましたが、やはり日本の市場を重視しているせいか、最近はかなり改善されたようです。ただし、たまに日本語に不慣れな外国人に当たってしまう可能性がありますが、国内メーカーでも、日本語がしっかりできても対応が不慣れな方がいますので、一概にどちらがしっかりしているか決められません。

後者のアフターサービスの料金の基準についてですが、日本では世界から見れば過剰サービスと言われるほどのアフターサービスを行っている所が多く、本来有償になってもおかしくない事まで無償で行ってくれる事も珍しくありませんが、海外メーカーでは他の国と同一の基準を設け、無償のアフターサービスと有料のアフターサービスの境界がきっちり分けられています。これは間違いではないのですが、日本のアフターサービスに慣れていると、海外メーカーのアフターサービスを利用した際に、なぜ有償になるのかと疑問に思う事が出てくるかもしれません。

ちなみに、購入時に有料のアフターサービスに入っておけば、手厚いアフターサービスが受けられますので、海外メーカーでしっかりとしたアフターサービスを受けたければ、購入時に有料のアフターサービスに入っておく事をおすすめします。

パソコンショップの特徴

価格が安い

パソコン本体に限らず、様々な PC パーツを販売しているパソコンショップは、価格競争が激しい事もあり、価格が安いです。パソコンショップでは、基本的に市販されている PC パーツを基に組み立てられていますが、自分で同等のモデルを作って安く済ませるのが難しいくらい安いです。

ショップブランドで購入する場合と自作する場合で、どちらが安いか気になる方もいるかと思いますが、ショップブランドで購入する方が高くてもその差はあまり生じませんし、相性問題等のトラブルによる買い直しや、組み立て作業にかかる時間と労力が無い事を考えると、できるだけ安くパソコンを購入したい場合もショップブランドがおすすめです。

デスクトップパソコンタワー型のラインナップが豊富

パソコンショップでは、基本的に市販されている PC パーツを組み立てて作られています。そのため、市販 PC パーツ組み立てモデルとして一般的なデスクトップパソコンタワー型が中心のラインナップとなっています。省スペース型やキューブ型も結構ありますが、PC ケース等の自社開発が必要となる一体型はありません。

一方ノートパソコンについてですが、ノートパソコン向けの市販されている PC パーツが少ない事もあり、ノートパソコンのラインナップは少なめとなっています。

品質はそこそこから高い物まで

国内メーカーや海外メーカーでは、自社開発の PC ケースやマザーボード等を使っていますが、パソコンショップで販売されているパソコンは、全て市販されている PC パーツで作られています。なので、パソコンショップのパソコンの品質の良し悪しは、PC パーツの良し悪しによって決まります。なので、パソコンショップで品質重視で購入する場合は、どのような PC パーツで構成されているのかよく見ておく必要があります。

CPU は、インテル社か AMD 社の製品と決まっていますが、マザーボードやメインメモリー、HDD、ビデオカード等は多数のメーカー社の製品があり、価格も品質もピンキリです。やはり安かろう悪かろうという言葉がある通り、安物は品質が劣り、初期不具合や短期故障に遭遇する可能性が高くなります。

搭載 PC パーツに関する情報が詳しい

パソコンショップによっては、詳細に PC パーツに関する情報を掲載していませんが、どのメーカーの PC パーツが使われているのかわかるのは大きなメリットです。PC パーツのメーカーについて詳しくならないと、どのメーカーが良いのか判断するのが難しいですが、インターネットで評価や口コミ情報を調べると、どのメーカーを選べば良いのか見えてくると思います。

アフターサービス(サポートサービス)はパソコン中〜上級者向け

パソコンショップでは、低価格を実現するため、購入時に標準で付くアフターサービス(サポートサービス)は、故障時の対応等、必須の内容に限られる事が多いです。購入時に料金を支払う事により手厚いアフターサービスを受けられるパソコンショップもありますが、元々パソコンショップはパソコン中級者から上級者向けだった事もあり、国内メーカーの直販ショップと比べると、用意されているアフターサービスの充実度が劣ります。

なので、パソコンが全く初めての場合は、パソコンショップを避けるのが無難です。ある程度パソコンに慣れ、自力で解決できるようなトラブルに対処できるようであれば、パソコンショップを選んでも問題ないでしょう。

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2013/09/17 更新