USB 端子の Type-C は、Type-A や Type-B と互換性があるのか

USB 端子の規格には、Type-A、Type-B、Type-C があります。（2016年9月1日時点）

Type-C が登場する前は、Type-A と Type-B がありました。両者の端子形状は異なり互換性はありませんが、Type-A はホスト側の機器用、Type-B はクライアント側の機器用でしたので、Type-A と Type-B の互換性がなくても特に問題ありませんでした。

USB 接続では、基本的にホストとクライアントを接続して使うからです。

Type-C は、ホスト側の機器とクライアント側の機器、両者に採用されます。 Type-C は、Type-A や Type-B と端子形状が異なり互換性がありません。

そのため、Type-C は Type-A や Type-B と互換性がないことを考慮する必要があります。Type-C が登場する前にあった USB ケーブルは、互換性がないので使えません。

Type-C 同士で接続するなら、Type-C 用の USB ケーブルを使う必要があります。一方が Type-C、もう一方が Type-A、または Type-B の場合は、USB 変換ケーブルを使う必要があります。