BIOS(Basic Input Output System)は、パソコンの CPU やストレージ、光学ドライブ、マザーボード、ビデオカード、キーボード等を制御するプログラムです。
パソコンの各ハードウェアを制御するデバイスドライバと似ていますが、デバイスドライバは OS 上で動作します。BIOS は、OS 上で動くわけではありません。OS を起動しなくてもパソコンが動作するのは、BIOS のおかげです。
OS を起動するためには、OS が入っているストレージに限らず CPU やマザーボード等も動作する必要がありますが、それをやってくれるのが BIOS です。OS 起動後も、BIOS はハードウェア制御に関わりますが、OS 起動後は主にデバイスドライバがハードウェアを制御します。
UEFI マザーボードで起動ディスクの 2TB の壁がなくなる
BIOS とは
UEFI とは
UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)は、BIOS の後継となるプログラムであり、パソコンの各ハードウェアを制御する役割を担っている事に変わりはありませんが、様々な点が進化しており、その中の一つに起動ディスクの容量 2TB の壁がなくなる事があります。
起動ディスクで 2TB を超える容量を使えるようになる
起動ディスクとは、OS をインストールして使うディスクであり、パソコンでは主に HDD が使われます。データ保存のみに使うディスクはデータディスクと呼ばれます。
BIOS マザーボードでは、起動ディスクは容量 2TB までしか使えません。例えば、容量 3TB の HDD を起動ディスクにしたら、使えるのは容量 2TB までとなります。
UEFI マザーボードでは、この容量 2TB の壁がありません。例えば、容量 3TB の HDD を起動ディスクにしたら、使える容量は 3TB となります。
データディスクでは、BIOS マザーボードでも UEFI マザーボードでも、容量 2TB の壁はありません。
○:2TB 以上使える、×:2TB 以上使えない
BIOS マザーボードでは、起動ディスクは容量 2TB までしか使えません。例えば、容量 3TB の HDD を起動ディスクにしたら、使えるのは容量 2TB までとなります。
UEFI マザーボードでは、この容量 2TB の壁がありません。例えば、容量 3TB の HDD を起動ディスクにしたら、使える容量は 3TB となります。
データディスクでは、BIOS マザーボードでも UEFI マザーボードでも、容量 2TB の壁はありません。
マザーボード | 起動ディスク | データディスク |
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BIOS | × | ○ |
UEFI | ○ | ○ |
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2023/09/07 更新