Micro USB と同等なサイズまで小さくなった Type-C
USB には、Type-A、Type-B、Type-C があります。2015年11月1日時点では、この3つのタイプがありますが、今後さらにタイプが増えるかもしれません。それぞれのタイプには違いがありますが、その違いは端子の形状です。まず Type-A と Type-B に注目しますが、Type-A はパソコン等のホスト側となる機器に搭載される USB 端子であり、長方形の形状となっています。
Type-B は、周辺機器等のクライアント側となる機器に搭載される USB 端子であり、正方形に近い形状をしています。
USB を小型化した Mini USB と Micro USB も、ホスト側となる機器に搭載される USB 端子は Type-A、クライアント側となる機器に搭載される USB 端子は Type-B であり、Type-A と Type-B の端子形状は異なります。
Type-A と Type-B の後に登場した Type-C では、Micro USB と同じくらい小型化されており、ホスト側とクライアント側で形状が同じとなっています。
Type-C には上下がない
Type-A と Type-B には上下がありますので、接続する際は上下を間違えずに気をつける必要がありますが、Type-C では上下はありません。Type-A と Type-B にも、上下がなく向きを気にせずに接続できる USB 端子がありましたが、メーカー独自の USB 端子であり、Type-C からは完全に上下がなくなりました。そのため、Type-C であれば必ず上下の向きを気にせずに接続できます。