IEEE1394 の普及は、なぜ続かなかったのか

IEEE1394 は、ライセンス料、チップセットへの統合の問題で衰退

IEEE1394 は、パソコンと周辺機器の接続に使われるインターフェース規格です。同様な目的で使われるインターフェース規格には USB がありますが、一時は IEEE1394 も USB も様々なパソコンや周辺機器で見られました。

しかし、徐々に IEEE1394 は見られなくなり、パソコンや周辺機器は USB のみになっていきました。IEEE1394 が USB よりも劣っていたのであれば、USB の方が普及していった事に納得できますが、お互い長所と短所があり、IEEE1394 の方が全面的に劣っている事はなく、観点によっては IEEE1394 の方が優れていました。

では、なぜ IEEE1394 の方は普及が続かず、USB の方が普及していったのか、その理由はライセンス料の問題とチップセットへの統合の問題にあると考えられます。

まずライセンス料の問題についてですが、IEEE1394 を利用するには、ライセンス料が発生します。一方の USB ではライセンス料が発生しません。IEEE1394 に発生するライセンス料は無視できないほど高いため、パソコン関連メーカーの不満につながったと思われます。

また、インテル社が IEEE1394 をチップセットに統合しない方針を出した事が、IEEE1394 が普及しなくなった決定的な要因と思われます。このインテル社の方針については、 後藤弘茂のWeekly海外ニュース Intelが見捨てたIEEE-1394のWinHEC 99での扱われよう にて詳しく記載されています。

IEEE1394 をチップセットに統合しない理由はライセンス料に関連する事ではなく、別の理由があるとも言われているため、真相は不明ですが、チップセットのシェアが大きいインテル社が IEEE1394 を統合しないとなると、多くのパソコンにおいて外部インターフェースに IEEE1394 が無い結果となります。

インターフェース規格に限った事ではありませんが、優れていても積極的な採用が進まなければ、普及は続かず衰退していきますので、パソコンで中心的な役割を果たすチップセットで圧倒的なシェアを獲得しているインテル社が採用しなかったため、IEEE1394 の衰退は必然となったと思われます。

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2014/05/04 更新