デュアルSIMスマートフォンで料金を安く抑える

海外で普及したデュアルSIMスマートフォン

スマートフォンの中には2枚のSIMカードを2枚挿せる機種があります。このようなスマートフォンは、デュアルSIMスマートフォンと呼ばれます。

2015年1月1日時点では、日本国内ではデュアルSIMスマートフォンはほとんど普及していませんが、一部の国では普及しています。

デュアルSIMスマートフォンが普及している国では、2G回線が普及し、そして3G回線が徐々に普及しており、3G回線が使えるエリアでは3G回線を使用し、3G回線が使えないエリアでは2G回線を使いたい人が多いため、デュアルSIMスマートフォンが普及しています。

日本国内では、2G回線から3G回線への移行が早かったため、デュアルSIMスマートフォンの需要は少なかったと思われます。また、当時はキャリアでスマートフォン本体とSIMカードを一緒に入手して使う方法が一般的であったため、ユーザーにデュアルSIMスマートフォンが入り込む余地はなかったと思われます。

デュアルSIMスマートフォンで料金プランを使い分ける

日本国内では2G回線のサービスは終了しており、デュアルSIMスマートフォンがあっても2G回線と3G回線を使い分ける事はできませんが、料金プランを使い分ける事ができます。料金プランを上手く使い分ければ、毎月支払う料金を安く抑えられます。

キャリアではデータ通信が入ると料金は高く、MVNOはデータ通信でも料金は安いので、例えば一方のSIMカードはキャリアの通話のみの料金プランとし、もう一方のSIMカードはMVNOのデータ通信のみの料金プランとすれば、毎月支払う料金が安くなる人は多いと思われます。

1枚のSIMカードを挿せるスマートフォンを2台用意する手もありますが、デュアルSIMスマートフォンなら1台で済みます。

上記のように料金プランを使い分けるなら、デュアルSIMスマートフォンでは3G回線のSIMカード2枚挿して使える作りになっている必要があります。(両方のSIMスロットが、2G回線のSIMカードと3G回線のSIMカードに対応)

一方のSIMスロットには2G回線のSIMカード1枚、もう1方のSIMスロットには3G回線のSIMカード1枚挿して使える作りになっている、すなわち片方のSIMスロットのみ3G回線のSIMカードを挿して使えるデュアルSIMスマートフォンだと、もう片方のSIMスロットは使えません。すなわち、1枚のSIMカードを挿せるスマートフォンを使う事と同じになります。

また、3G回線のSIMカード2枚挿して使えるデュアルSIMスマートフォンは、3G回線のSIMカードを同時使用、すなわち同時待ち受けはできません。2G回線と3G回線が普及している国用に作られていますので、2G回線と3G回線の同時待ち受けは可能です。

SIMカードを切り替えて使用できますので、上記のように料金プランを使い分けるなら、通話時とデータ通信時に使用するSIMカードを切り替える必要があります。

2015年1月1日時点では、3G回線の同時待ち受けができるデュアルSIMスマートフォンは存在しないと思われますが、見落としているだけであるかもしれません。また、今後3G回線の同時待ち受けができるデュアルSIMスマートフォンが登場するかもしれません。

データ通信時に着信できない問題

同時待ち受けできなくても、通話して使う時とデータ通信を使う時を完全に分けられれば良いのですが、いつ来るかわからない着信について考える必要があります。

データ通信用のSIMカードを使用中であれば、通話用のSIMカードは使えませんので着信できません。そこで、着信転送サービスとIP電話アプリを使う手があります。

この両者を使えば、データ通信用のSIMカードを使用中に、通話用のSIMカードの方にあった着信を、IP電話アプリへ転送できますので、着信可能となります。


2016/01/08 更新