スマートフォンのRAMとROMの違い

データを一時的に保存するRAM、データを保存するROM

スマートフォンには、RAM(Randam Access Memory)とROM(Read Only Memory)が搭載されています。RAMは、データを一時的に保存するために使われます。ROMは、データを保存するために使われます。

パソコンでは、メインメモリーがRAM、内蔵ストレージがROMと同じ役割を担います。スマートフォンとパソコンでは使われる用語が異なるだけで、スマートフォンでもRAMはメインメモリー、ROMは内蔵ストレージと呼ばれる場合もあります。

OSやアプリケーション本体に関するデータや、動画や画像、音楽、文書データ等は、ROMに保存されます。ROMでは、スマートフォンの電源が切れても、データは失われません。一方、RAMではスマートフォンの電源が切れるとデータが失われます。

このようにRAMにはデメリットのような特徴がありますが、データの読み書きを高速に行えるという特徴があります。スマートフォンの頭脳的存在であるCPUは、処理に使用するデータをRAMに保存し、RAMに対しデータの読み書きを行いますが、RAMではデータの読み書きを高速に行えるおかげで、処理の高速化を実現できます。

もしROMをRAMの代わりに使うとしたら処理速度が低下しますが、CPU等のハードウェやOS、アプリケーションはRAMの使用を前提に作られているため、RAMは必要不可欠であり、十分なRAM容量が必要です。

スマートフォンが使用するRAM容量は、OSやアプリケーションによって異なりますが、RAMの容量が不足するとOSやアプリケーションの動作に支障をきたします。

各スマートフォンは、多くのユーザーがRAMの容量不足で困らないよう十分なRAM容量を搭載していますが、古いスマートフォンや格安スマートフォンだとRAM容量が小さく、大容量のRAMを使用するアプリケーションを使用したり、多数のアプリケーションを使用すると、RAMの容量不足に悩まされる可能性が高くなります。

ROMでも、容量不足に悩まされる可能性がありますが、ROMの容量が不足したらメモリーカード等の外部ストレージやクラウドストレージへデータを移動する手段があります。


2015/12/29 更新