GPUによるハードウェアエンコードだと画質が低下する理由

画質の良し悪しに関わってくる処理が省かれる

動画データをエンコードする際に、GPUを使ってハードウェアエンコードすると、エンコードにかかる時間が短くなりますが、画質が低下します。

エンコードの処理には、CPU よりも GPU が行う方が速い処理がありますが、あらゆる処理が GPU の方が速いわけではありません。

画質の良し悪しに関わってくる処理には、CPU の方が速い処理が多く、GPUを使ってハードウェアエンコードする場合は、このような処理が省かれます。

つまり、GPU を使ってハードウェアエンコードするなら、エンコードの処理内容が GPU に合わせたものとなりますが、画質を高めるために必要かつ CPU が得意な処理の多くが行われなくなるため、画質が低下します。

GPU でも、画質の良し悪しに関わってくる処理を行えますが、CPU よりも遅いので、エンコードにかかる時間が長くなってしまいます。

GPU の方がエンコードにかかる時間が長くなってしまえば、GPU を使うメリットがなくなるどころかデメリットとなります。

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2017/05/11 更新