パソコンで使えるアプリケーションには、デスクトップ上で動作するアプリケーションであるデスクトップアプリの他に、Windows ストアアプリと呼ばれるアプリケーションもあります。
Windows ストアアプリは、Windows 8 から登場したアプリケーションであり、Modern UI と呼ばれるユーザーインターフェース上で動作します。
Windows Phone のみで使えるアプリケーション(以降、Windows Phone アプリと記載する)も、Modern UI と呼ばれるユーザーインターフェース上で動作しますが、Windows Phone アプリはパソコンでは使えません。また、デスクトップアプリや Windows ストアアプリは、Windows Phone では使えません。
ユニバーサル Windows アプリなら、パソコンでも Windows Phone でも使えますので、パソコンと Windows Phone どちらで使えるのか気にする必要はありません。
厳密には、ユニバーサル Windows アプリは1つのアプリケーションではなく、内部に Windows ストアアプリと Windows Phone アプリ別々のアプリケーションを持っているというイメージに近いです。
そのため、アプリケーションの開発者は、ユニバーサル Windows アプリを開発する場合、開発者の視点では Windows ストアアプリと Windows Phone アプリ別々のアプリケーションを開発する事になります。それぞれ独立して開発するわけではなく、ユニバーサル Windows アプリでは、Windows ストアアプリと Windows Phone アプリ両者を共に開発しやすい開発環境が用意されています。
ユニバーサル Windows アプリは、Windows ストア、または Windows Phone ストアから入手しますが、ユーザーからは1つのアプリケーションに見えるようになっており、内部に Windows ストアアプリと Windows Phone アプリ別々のアプリケーションが存在するようには見えません。
使えるアプリケーション | |
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