世界のノート・パソコン生産台数,2009年に初めてデスクトップ型を上回る - 産業動向 - Tech-On!によると、2009年に初めて、ノートパソコンの方が世界的に見て多く生産されるようです。
つまり、需要がデスクトップパソコンからノートパソコンの方が多くなっていく変化の表れと見る事ができますが、今後、ノートパソコンの売れ行きは、どんどん加速して行くかもしれません。
なぜなら、昔は、ノートパソコンはデスクトップパソコンに比べ価格が高いものでしたが、今では随分と値下がったからです。
今では、性能の割りに価格が高い国内メーカー製ノートパソコンでも、標準的な性能で10万〜15万で買えるようになり、性能に妥協すれば10万円以下で買えるようになりました。
ここまで下がれば、安く済ませるために設置スペースが大きいデスクトップパソコンを選ぶより、置き場所を選ばないノートパソコンの方を選ぶ方が合理的だと判断する方が増えてくるでしょう。
特に5万円以下で買えるミニノートパソコンの登場の影響は大きく、多くの方が、インターネットやメール程度の用途であれば、十分な性能と感じたかと思います。
しかし、ミニノートパソコンは小さいゆえの使いづらさが残っています。よって、A4 サイズや B5 サイズのノートパソコンに低価格モデルが欲しいところですが、ミニノートパソコンの価格を考えてか、大画面サイズのノートパソコンに性能を抑えた低価格モデルを用意しているメーカーやパソコンショップも見受けられます。また、性能と価格を抑えた大画面サイズのノートパソコンは、今後増える可能性もあります。
大画面サイズのノートパソコンは、ミニノートパソコンの価格と比べたら、まだ高いものですが、価格だけでなく機能や性能などの中身を見れば、随分と安くなっています。コストパフォーマンスで考えれば、大画面サイズのノートパソコンの方が上かもしれません。
今後、さらにハードウェアの値下げが進み、最安値クラスのノートパソコンの性能でも十分な性能になってくれば、10万円以下の安いノートパソコンが主流となる時代が来るかもしれません。
デスクトップパソコンよりノートパソコンが売れる時代へ
2009年に、ノートパソコンの生産台数がデスクトップパソコンを抜く
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2023/09/07 更新