MVNO とキャリアの違い

キャリアから基地局を借りて通信サービスを提供する MVNO

MVNO(Mobile Virtual Network Operator)は、NTTドコモ等のキャリアから基地局を借りて通信サービスを提供している事業者です。日本語だと、仮想移動体通信事業者と呼ばれます。キャリアは基地局を持っていますが、MVNO は基地局を持っていませんので、キャリアから借りないと通信サービスを提供できません。

厳密に言えば、基地局だけ借りては通信サービスを提供できませんので、MVNO はキャリアから基地局だけでなく、基地局間のコアネットワークや、端末に挿すSIMカード等も借りています。

ユーザーが、キャリアと MVNO の違いを感じるのは主に通信サービスとサポートサービスの内容です。MVNO の通信サービスは、通信の速度、安定性、つながりやすさ等、通信の品質が劣る場合があります。また、手厚いサポートがあるキャリアと比べると、MVNO のサポートは薄いです。

通信の品質については大差はありませんが、サポートに関しては差が大きいです。キャリアは、全国各地に実店舗があり、店頭で手厚いサポートが受けられますが、実店舗を持つ MVNO は少なく、実店舗を持っていたとしても少ないので、MVNO は電話やメールによるサポートがメインです。

MVNO とキャリアの通信サービスやサポートサービスを比べると、他にも様々な劣る点が見られますが、MVNO の通信サービスの料金は安い特徴があります。また、契約をしやすい契約プランを用意していたり、解約しやすいよう違約金等の条件が緩い特徴もあります。

簡単に言えば、MVNO は主に料金の面で強みがあります。全体的に見て MVNO の通信の品質は向上しており、通信の品質が悪いと言える MVNO もありますが、通信の品質が良い MVNO を見極められ、手厚いサポートが必要なければ、毎月支払う通信サービスの料金を抑えたい場合 MVNO は最適な選択肢です。


2016/01/28 更新