Trim 対応 SSD と Trim 非対応 SSD の違い

Trim とは

SSD には、Trim に対応している SSD と Trim に対応していない SSD があります。

まず Trim についてですが、Trim とは SSD のデータを完全に消去する機能です。SSD に限らず HDD にも当てはまりますが、OS から操作してデータを消去しても、完全には消去されていません。

SSD を町、データを家とすると、町に家を建てたら、その家の場所が分かるように住所で管理を行います。SSD でも、SSD 内部のデータの場所が分かるようにアドレスを作って、データの存在場所が分かるように管理します。

家を削除したい場合は、家そのものを取り壊す必要がありますが、OS からデータを削除するという行為は、建てた家の住所を削除する行為に当てはまり、家そのものは存続しています。

家そのものを完全に削除、すなわち SSD 内部のデータを完全に削除できる機能が Trim です。

Trim 対応 SSD は、データ書き込み速度低下を抑えられる

Trim は、SSD にとって重要性が高い機能であり、HDD にとっては不要です。なぜ SSD にとって Trim が重要になってくるかと言うと、SSD は内部で完全にデータが消去されていない領域が増えてくると、データ書き込み速度が低下するからです。そこで Trim に対応している SSD であれば、Trim を利用してデータを完全に消去し、データ書き込み速度の低下を抑える事ができます。

データ書き込み速度が低下する理由は、SSD は HDD と違って上書きができないためです。データを書き込もうとした領域に、完全に消去されていないデータが残っていたら、そのデータを消去してからでないとデータを書き込めません。

また、データ書き込みはページ単位と呼ばれる最小単位でできますが、データ消去は複数のページをまとめたブロック単位でしかできません。

例えば、ページ0からページ2を持つブロックにおいて、各ページに A, B, C というデータが完全に消去されておらず、残っていたとします。ページ0に D というデータを書き込みたい場合は、ブロック全体から A, B, C を完全に消去し、データ D を書き込む事になります。

ページ2 C 消去 消去
ページ1 B 消去 消去
ページ0 A 消去 D

データが完全に消去されている領域にデータを書き込むだけで済む場合と比べると、データを完全に消去する処理が発生するとデータ書き込みが完了するまでの時間は大幅に長くなってしまいます。

SSD 内部でデータが完全消去されていない領域が少なければ、データ書き込み前にデータを完全消去する機会が少ないので、あまりデータ書き込み速度は低下しませんが、SSD 内部でデータが完全消去されていない領域が増えてくると、データ書き込み前にデータを完全消去する機会が多くなってくるので、データ書き込み速度が低下してきます。

Trim に対応している SSD であれば、OS から操作してデータを削除すれば、SSD 内部のデータは完全に削除されますので、データ書き込み速度の低下を抑える事ができます。

ただし、SSD だけが Trim に対応していても、OS が Trim に対応していないと Trim は使えません。古い OS でなければ、Trim に対応しています。また、SSD と OS が Trim に対応していても、Trim の有効無効を設定できるので、Trim 無効に設定されていれば、SSD 内部のデータは完全に消去されず、徐々にデータ書き込み速度は低下していきます。

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2015/02/18 更新