CPU に付く開発コードネームとは

開発中の CPU の呼び名

CPU を開発しているメーカーでは、新しい CPU を開発するプロジェクトを立ち上げると、プロジェクトに対して開発コードネームが付けられます。また、そのプロジェクトで開発中の CPU も同じ開発コードネームで呼ばれます。

開発コードネームは、開発中の CPU の情報が出る時に使われる事が多いです。例えば、メーカーが現在開発中の CPU の情報を公開する時は、その CPU は開発コードネームで呼ばれます。

CPU の開発が終わり製品化されると、CPU にはブランド名が付けられます。以降は、CPU はブランド名で呼ばれる事になりますが、別の開発プロジェクトで開発された CPU でも同じブランド名が付けられる事があり、区別するために開発コードネームも合わせて使われる場合があります。

例えば、インテル社の CPU ブランド名 Atom には、様々な機器向けに開発された CPU があります。ネットブックやネットトップ向けに始めに製品化された Atom の開発コードネームは Diamondville(ダイアモンドビル)ですが、超小型 PC 向けに始めに製品化された Atom の開発コードネームは Silverthorne(シルバーソーン)です。

さらに他の機器向けに製品化された Atom があり、各機器向けの Atom を区別して呼ぶ必要がある場合は、「Atom(Diamondville)」等と開発コードネームと合わせて呼ばれます。

また、各機器向けの Atom では次々と後継にあたる CPU が開発され製品化されており、新旧区別するためにも開発コードネームが使われる場合があります。

例えば、ネットブックやネットトップ向けの Atom では、開発コードネーム Diamondville の Atom の後継として、開発コードネーム Pineview(パインビュー)の Atom がありますが、両者の比較を行う等、新旧区別する必要がある場合は、開発コードネームと合わせて呼ばれます。

キャンペーン(PR)
マウスコンピューター
安さで勝負する数少ない国内パソコンメーカーのマウスコンピューターでは、「春のパソコンセール」を実施中です。一部のモデルのみですが期間限定で最大70,000円OFFです。
(4月24日迄)
デル
いち早く直販とBTOカスタマイズでの販売方式で大幅なコスト削減を実現したデルでは、「今週のおすすめ製品」を実施中です。対象製品が最大20%OFFです。
(キャンペーン実施中)
パソコン工房
BTOパソコン、PCパーツ、周辺機器等を安く販売するパソコン工房では、「WEB開催!スプリングセール」を実施中です。ゲーミング・クリエイター向けパソコンなどが対象です。
(4月23日迄)


2023/09/07 更新