CPU のメーカーは、インテルと AMD が大きくシェアをとっており2択となっています。どうしても一方のメーカーの CPU にしかない機能を利用したい等、メーカーにこだわる理由がなければ、どちらのメーカーの CPU を選んでも良いです。
ノートパソコンに限らずデスクトップパソコンにも当てはまりますが、インテルが優位性を維持しておりインテルの CPU 搭載ノートパソコンばかりです。
ノートパソコンでは、デスクトップパソコン以上にインテルの方がシェアが大きく、どの直販ショップでも実質インテルの CPU 搭載ノートパソコンしか選択肢が無い状態です。（2018年1月14日時点）
AMD の CPU 搭載ノートパソコンも見られますので、気に入ったのであれば選んでも問題ありません。AMD の CPU に品質が悪い等、選ばない方が良い理由はありません。
AMD は Ryzen シリーズというブランドを出し、デスクトップパソコンでは AMD のシェアが大きくなってきています。Ryzen シリーズ搭載ノートパソコンも発売される予定ですので、ノートパソコンでも AMD のシェアが大きくなるかもしれません。
CPU - ノートパソコンの選び方
CPU のメーカー
CPU のブランド
パソコン直販ショップにてノートパソコンのラインナップを見ると様々な CPU があります。CPU はノートパソコンの使用用途を考慮してブランドを選ぶと良いです。
以下は、CPU の主なブランドです。（2018年1月14日時点）
性能が高い順にハイエンド CPU、ミドルレンジ CPU、ローエンド CPU に分けています。
ノートパソコンの使用用途は無数にありますが、主な使用用途ごとのおすすめ CPU は以下のとおりです。
同じ使用用途でも詳細に見れば人それぞれ異なり必要な性能も異なります。例えば、ノートパソコンを動画編集に使う場合、ハイエンド CPU でも性能が足りないと感じるほどの人もいれば、ローエンドの CPU で十分な人もいます。
多くの人はミドルレンジ CPU か ローエンド CPU が選択の目安となる使用用途にノートパソコンを使うと思われますが、ミドルレンジ CPU を選ぶのがおすすめです。
CPU の価格はノートパソコン全体の価格で占める割合が大きいです。性能が低ければ価格も低いので、予算を抑えるために ローエンド CPU を選びたいところですが、ミドルレンジ CPU の方が快適に使えます。
PC ゲーム、動画編集、画像編集等、ハイエンド CPU かミドルレンジ CPU が選択の目安となる場合でも同様に、ミドルレンジ CPU を選べば予算を抑えられますが、ハイエンド CPU の方が快適に使えます。
特にノートパソコンの使用用途が決まっておらず、ノートパソコンを使いながら使用用途を見つけていきたいなら、ミドルレンジ CPU がおすすめです。
ハイエンド CPU を選ぶと、新たに見つかった使用用途にて性能不足になる可能性が低くなりますが、結果として性能が高すぎる CPU を選んでしまったことになるリスクが大きくなります。
判断が難しいところですが、新しく見つかった使用用途だと CPU の性能が不足する場合は、新たにノートパソコンを買うつもりでミドルレンジ CPU を選ぶのがおすすめです。
以下は、CPU の主なブランドです。（2018年1月14日時点）
| ブランド | |
|---|---|
| ハイエンド CPU | Core i9 Core i7 |
| ミドルレンジ CPU | Core i5 Core i3 |
| ローエンド CPU | Pentium Celeron |
性能が高い順にハイエンド CPU、ミドルレンジ CPU、ローエンド CPU に分けています。
ノートパソコンの使用用途は無数にありますが、主な使用用途ごとのおすすめ CPU は以下のとおりです。
| 使用用途 | 選択の目安 |
|---|---|
・ウェブサイトを見る ・オフィスソフトを利用して文書や資料を編集する ・DVD映画(BD映画)を観る ・撮影した動画を管理する |
ミドルレンジ CPU or ローエンド CPU |
| ・PC ゲームをプレイする ・動画編集する ・画像編集する |
ハイエンド CPU or ミドルレンジ CPU |
同じ使用用途でも詳細に見れば人それぞれ異なり必要な性能も異なります。例えば、ノートパソコンを動画編集に使う場合、ハイエンド CPU でも性能が足りないと感じるほどの人もいれば、ローエンドの CPU で十分な人もいます。
多くの人はミドルレンジ CPU か ローエンド CPU が選択の目安となる使用用途にノートパソコンを使うと思われますが、ミドルレンジ CPU を選ぶのがおすすめです。
CPU の価格はノートパソコン全体の価格で占める割合が大きいです。性能が低ければ価格も低いので、予算を抑えるために ローエンド CPU を選びたいところですが、ミドルレンジ CPU の方が快適に使えます。
PC ゲーム、動画編集、画像編集等、ハイエンド CPU かミドルレンジ CPU が選択の目安となる場合でも同様に、ミドルレンジ CPU を選べば予算を抑えられますが、ハイエンド CPU の方が快適に使えます。
特にノートパソコンの使用用途が決まっておらず、ノートパソコンを使いながら使用用途を見つけていきたいなら、ミドルレンジ CPU がおすすめです。
ハイエンド CPU を選ぶと、新たに見つかった使用用途にて性能不足になる可能性が低くなりますが、結果として性能が高すぎる CPU を選んでしまったことになるリスクが大きくなります。
判断が難しいところですが、新しく見つかった使用用途だと CPU の性能が不足する場合は、新たにノートパソコンを買うつもりでミドルレンジ CPU を選ぶのがおすすめです。
インテルのモバイルパソコン向け CPU（ビッグコア）
以下に比較的新しい CPU の一覧を記載します。同じブランドでも CPU によって性能が異なりますが、性能比較できるように Passmark CPU Mark も記載しています。
Passmark CPU Mark とは、 PassMark Software - CPU Benchmark Charts にて公開されている CPU のベンチマークスコアです。
簡単に言えば、Passmark CPU Mark の数値が高いほど CPU の性能が高いです。ここでは各 CPU のベンチマークスコアを最も高いベンチマークスコアを出している CPU のベンチマークスコアで割った数に100をかけた数を記載しています。最も高いベンチマークスコアを出している CPU は、インテルのデスクトップパソコン向け CPU の Core i9-7980XE です。（2018年1月18日時点）
ベンチマークスコアが出ていない CPU や業務用 CPU は除外しています。
Passmark CPU Mark とは、 PassMark Software - CPU Benchmark Charts にて公開されている CPU のベンチマークスコアです。
簡単に言えば、Passmark CPU Mark の数値が高いほど CPU の性能が高いです。ここでは各 CPU のベンチマークスコアを最も高いベンチマークスコアを出している CPU のベンチマークスコアで割った数に100をかけた数を記載しています。最も高いベンチマークスコアを出している CPU は、インテルのデスクトップパソコン向け CPU の Core i9-7980XE です。（2018年1月18日時点）
ベンチマークスコアが出ていない CPU や業務用 CPU は除外しています。
マイクロアーキテクチャ Kaby Lake、開発コードネーム Kaby Lake Refresh
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| Core i7-8650U |  33% |
| Core i7-8550U | 29% |
| Core i5-8350U | 28% |
| Core i5-8250U | 27% |
マイクロアーキテクチャ Kaby Lake、開発コードネーム Kaby Lake-H
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| Core i7-7920HQ | 36% |
| Core i7-7820HK | 36% |
| Core i7-7820HQ | 34% |
| Core i7-7700HQ | 32% |
| Core i5-7440HQ | 29% |
| Core i5-7300HQ | 24% |
| Core i3-7100H | 17% |
マイクロアーキテクチャ Kaby Lake、開発コードネーム Kaby Lake-U
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| Core i7-7567U | 23% |
| Core i7-7660U | 22% |
| Core i5-7360U | 21% |
| Core i7-7560U | 21% |
| Core i5-7260U | 20% |
| Core i7-7600U | 20% |
| Core i7-7500U | 18% |
| Core i5-7267U | 18% |
| Core i5-7300U | 18% |
| Core i5-7200U | 16% |
| Core i3-7130U | 14% |
| Core i3-7100U | 13% |
| Pentium 4415U | 11% |
| Celeron 3965U | 8% |
| Celeron 3865U | 6% |
マイクロアーキテクチャ Kaby Lake、開発コードネーム Kaby Lake-Y
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| Core i7-7Y75 | 14% |
| Core i5-7Y57 | 13% |
| Core i5-7Y54 | 13% |
| Core m3-7Y30 | 12% |
| Core m3-7Y32 | 12% |
| Pentium 4410Y | 7% |
マイクロアーキテクチャ Skylake、開発コードネーム Skylake-H
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| Core i7-6770HQ | 34% |
| Core i7-6920HQ | 34% |
| Core i7-6820HK | 32% |
| Core i7-6820HQ | 31% |
| Core i7-6700HQ | 29% |
| Core i5-6440HQ | 24% |
| Core i5-6300HQ | 21% |
| Core i3-6100H | 14% |
マイクロアーキテクチャ Skylake、開発コードネーム Skylake-U
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| Core i7-6567U | 20% |
| Core i5-6267U | 17% |
| Core i7-6650U | 17% |
| Core i5-6360U | 17% |
| Core i7-6600U | 17% |
| Core i7-6560U | 17% |
| Core i5-6287U | 17% |
| Core i7-6498DU | 16% |
| Core i7-6500U | 15% |
| Core i5-6260U | 15% |
| Core i5-6300U | 15% |
| Core i5-6198DU | 15% |
| Core i5-6200U | 14% |
| Core i3-6157U | 13% |
| Core i3-6100U | 12% |
| Core i3-6006U | 11% |
| Pentium 4405U | 10% |
| Celeron 3955U | 6% |
| Celeron 3855U | 6% |
マイクロアーキテクチャ Skylake、開発コードネーム Skylake-Y
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| Core m7-6Y75 | 12% |
| Core m5-6Y54 | 12% |
| Core m5-6Y57 | 11% |
| Core m3-6Y30 | 10% |
| Pentium 4405Y | 7% |
インテルのモバイルパソコン向け CPU（スモールコア）
マイクロアーキテクチャ Goldmont、開発コードネーム Apollo Lake
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| Pentium N4200 | 7% |
| Celeron N3450 | 6% |
| Celeron N3350 | 4% |
マイクロアーキテクチャ Airmont、開発コードネーム Braswell
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| Pentium N3710 | 6% |
| Pentium N3700 | 6% |
| Celeron N3160 | 6% |
| Celeron N3150 | 5% |
| Celeron N3060 | 3% |
| Celeron N3000 | 3% |
| Celeron N3010 | 3% |
| Celeron N3050 | 3% |
マイクロアーキテクチャ Airmont、開発コードネーム Cherry Trail-T
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| Atom x7-Z8750 | 6% |
| Atom x7-Z8700 | 6% |
| Atom x5-Z8550 | 6% |
| Atom x5-Z8500 | 6% |
| Atom x5-Z8350 | 4% |
| Atom x5-Z8300 | 4% |
| Atom x5-Z8330 | 3% |
AMD のモバイルパソコン向け CPU（ビッグコア）
マイクロアーキテクチャ Zen、開発コードネーム Raven Ridge
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| Ryzen 5 2500U | 28% |
| Ryzen 3 2200U | 19% |
マイクロアーキテクチャ Excavator、開発コードネーム Stoney Ridge
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| A9-9430 | 9% |
| A9-9410 | 9% |
| A9-9420 | 8% |
| A6-9220 | 8% |
| A9-9400 | 8% |
| A6-9210 | 6% |
| E2-9000 | 6% |
| A4-9120 | 6% |
| E2-9010 | 6% |
| E2-9000e | 4% |
マイクロアーキテクチャ Excavator、開発コードネーム Bristol Ridge
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| FX-9830P | 17% |
| A10-9630P | 16% |
| A12-9730P | 15% |
| A12-9720P | 14% |
| FX-9800P | 14% |
| A10-9620P | 14% |
| A10-9600P | 13% |
| A12-9700P | 13% |
マイクロアーキテクチャ Excavator、開発コードネーム Carrizo
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| FX-8800P | 15% |
| A10-8700P | 12% |
| A8-8600P | 11% |
| A6-8500P | 7% |
マイクロアーキテクチャ Steamroller、開発コードネーム Kaveri
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| FX-7600P | 14% |
| A10-7400P | 13% |
| A8-7200P | 11% |
| FX-7500 | 11% |
| A10-7300 | 10% |
| A8-7100 | 10% |
| A6-7000 | 6% |
AMD のモバイルパソコン向け CPU（スモールコア）
マイクロアーキテクチャ Puma+、開発コードネーム Carrizo-L
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| A8-7410 | 9% |
| A6-7310 | 9% |
| A4-7210 | 9% |
| E2-7110 | 8% |
| E1-7010 | 3% |
マイクロアーキテクチャ Puma、開発コードネーム Beema
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| A4-6250J | 9% |
| A8-6410 | 9% |
| A6-6310 | 8% |
| A4-6210 | 7% |
| E2-6110 | 6% |
| E1-6015 | 3% |
| E1-6010 | 3% |
マイクロアーキテクチャ Puma、開発コードネーム Mullins
| プロセッサー | Passmark CPU Mark |
|---|---|
| A10 Micro-6700T | 6% |
| A4 Micro-6400T | 5% |
| E1 Micro-6200T | 3% |
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